リヴァイ兵長は選べない人

□リヴァイ兵長は選べない人 1話
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嫉妬と愛しさで押しつぶされそうになり、エレンは律動を早めた。
汗ばんだリヴァイの腰を両手でがっちりと掴む。
リヴァイはバックの体制で、まるで伸びをしている猫のように腰を高く上げている。
妖艶で淫らで、呼吸は乱れ、まだ幼いエレンには刺激の強い姿だった。

「んあっ、あっ、はぁ…」
「兵長…好きです…好き…」

さらに律動を早めると、リヴァイは自分自身を握って扱きだした。
エレンは喉元を仰け反らせ、感覚を一点に集中させる。

「はぁ…い…いく…う…あああ…」
「兵長…兵長俺も…もうダメ…」

より一層リヴァイの奥に杭を打ち込むとエレンは欲望を全て放った。
ビクン、ビクンと中で蠢くのを互いに感じる。
リヴァイも息も絶え絶えに白濁した物をシーツに放った。
後孔と自身で同時に達して、身体は熱く汗が一気に噴出す。
エレンは挿入したままの状態で背中から強く抱きしめた。
背中に触れるエレンの髪の毛ですら今のリヴァイには刺激になる。
ビクンと身体全体を震わせる。

「兵長、すごいいやらしい…」
「はーっ、はーっ…」

触れている身体はとても熱く、エレンの心も満たされる。
今この時だけ、彼は自分の物になったような気分になれるからだ。
ゆっくりと中から自身を取り出し、リヴァイの放った物をさっとタオルで拭った。
タオルを敷いたまま、自分がそこに転がり隣にリヴァイを横たわらせた。
相当強くイったせいか、リヴァイはまだ胸を上下に揺らし大きな呼吸をしていた。

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