リヴァイ兵長は選べない人

□リヴァイ兵長は選べない人 1話
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今日は休暇日。場所はエルヴィンの執務室。
ソファーの真ん中に座らされたリヴァイは、今五人の男に囲まれている。
右手に座っているのはエルヴィン、左手に座っているのはミケ。
テーブルを挟んで、執務机用の椅子を持ってきて座っているのはナイル。
その左手にはエルド、右手にはエレン。
何故このような状況になったのか…?!
この異様な事態の事の発端はエレンだった。




日は遡り二日ほど前の夜。

「ふ…あぁ…」
「ねぇ兵長、教えてくださいよ。セックスだけの相手って一体誰なんですか?」

場所は旧本部の古城の地下室のエレンの部屋。
少し湿気を帯びたこの部屋で、エレンはリヴァイを抱くのは二度目だった。
最初、意を決して告白をした。そして身体を求めた。
リヴァイはそれを拒まなかった。
しかし、リヴァイにはセックスだけの関係の相手がいると聞かされた。
それでもエレンはリヴァイを自分の物にしたかった。
だからセックスの相手が別にいると聞かされても彼を抱いたのだ。

「あっ、いっ…ああ…」
「俺にはエルヴィン団長しか思いつかないです。違いますか?」

中々口を割らないリヴァイがじれったく、わざとエレンは焦らす。
リヴァイの雄には触れず、後孔にずっぽりと収まったエレン自身をゆっくり揺らす。
すると、シーツを掴んで喉元を仰け反らし、両手両足をカクカクと小さく震わせていた。
その姿を見ているだけで、エレンは射精感が徐々に上がってきた。
愛しい愛しいその人。でも他の人とも肌を重ねている…

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