琥珀の翼
□第1話 心
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キーンコーンカーンコーン…と、
授業の終わりを告げる鐘が、校内にひびく。
そんな校内の教室にて眠るわたしは三月香奈。アリス学園中等部生。
まず、何よりも寝ることが大好きな性格で、
こうみえて模範優等生で、幹部生の印・スペシャルの星も持っていたりする。
「おぃ香奈、もう授業終わったぞ。」
「んぁ……おはよ……颯」
こいつは松平颯。
やや趣味に難有だが、なかなか良い奴だ。
「よく寝ててプリンシバルなれたよな……一番勉強疎かそうなのにな……(汗)」
「それはどのお口が言ってるのかしら〜松平くん?」
「ごめんなさいごめんなさい!もう何もしませんから許してください香奈さま…ッ!!」
「分かれば良いのだよ、分かれば。あははは。」
そう。外見は馬鹿そうだけど、中身は以外に頭が良かったりする私。
ん……まあしょっちゅう先生に颯と馬鹿やって、
怒鳴られるけど。
「あ、そういやぁ香奈は…能力別クラスの授業行かねぇのか?」
「う〜〜ん……めんどくさいんだよなぁ……」
「安藤たち先に行ってったぞ。」
「うわぁ置いてかれたわぁ、香奈ちゃんショーック。」
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