キュンしましょ!

□大喧嘩
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23世紀の江戸川ドラーズ。魔球や打法を覚えた46えもんと96えもん率いるこのチームはメキメキと力をつけていった。
そのチームのセンターとセカンド、ドランパとエモールは見てるこっちが恥ずかしくなるほどのイチャイチャカップルである。
「ドーラーンーパー!一緒に帰ろ?」
ほら。今だってエモールがドランパの腕に手を回している。
「エモール、今日はどこ行きたい?」
「んーどこでもいいよ!ドランパがいるなら!」
「じゃあ、僕ん家でご飯食べようか」
「行く行く!お鍋にしようよ」
「いつものあれ、し・て・よ・ね?」
「もちろん!」
あれとは何なのか未だ分からない23世紀の江戸川ドラーズのチームメイト。まあ、多分キスとかそこら辺のことなのだろうと思うが。
((((いいから早く帰れリア充爆発しろ))))

一方、ドランプとエモルは、
「「・・・」」
公園のベンチに座っているのだが、お互い手を触れ合うことができずにいた。理由は超簡単。恥ずかしいからである。
(こ、この間手を繋いだし、別に、いい・・・よね?ああでもなんか向こうはポケットの中に手入れてるし)
(ど、どうする・・・この間手を繋いだが、あれはマジで無意識だし。つーか意識すればする程無理になっていく・・・!)

やれやれ。顔はそっくりなのに、どうしてこうも性格が違うのか。
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