企画物BOOK

□Sommet
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スイッチを切った玩具をマホの秘部の入り口に当てると、声にならない声がマホの口から漏れた。口付けていた彼女の唇から離れると、リヴァイはマホの足の付け根の方へと視線をやる。 
 
本当に入るのか、これ……

マホの入口に当てていた明らかに規格外なサイズにリヴァイは少し不安になる。もう何度も咥えこんでいるはずのリヴァイの自身でさえいつもマホの中では少し窮屈感を抱くのだ。
先端を少し、侵入させると、グチッと苦しそうに入り口が裂けた。

「いっ………………………!?」

経験の無いサイズにマホは腰を引いた。

「も、もう止めましょう、兵長。」

ダメダメと頬を赤らめて瞳を潤ませて訴えるマホの仕草に、リヴァイの中の雄が掻き立てられる。
先端だけを咥え込まれていたソレを一気に最奥まで押し込んだ。

「あっやあああああああああああ!!」

痛みか快楽か、マホは嬌声をあげる。

「おい、大丈夫か?」

心配になって声を掛けて見てから、リヴァイは彼女の身体の変化に気付く。
一瞬で全身に立った鳥肌。大きくは無いがしっかりと存在を主張する乳房の先端はピンと張り詰めていて、恍惚とした表情の口元はうっすらと開いている。
見た事も無い反応に、酷く興奮を覚えた。
入りきらず入り口から出ている根本のボタンをポチっとリヴァイは押した。玩具を持っている手にも痺れる様な振動が伝わる。

「あっひっ…ひゃっ……だ、だめっ………あああっやあぁぁぁ!!!」

身体をビクンと跳ねさせてマホは髪を振り乱しながら淫らに声を上げた。

「てめぇ……思いっきり感じてんじゃねぇか」

新鮮なぐらいの彼女の反応に欲情するものの、こんな道具に負けた気がしてリヴァイの心境は複雑だった。
リヴァイの声が聞こえているのかいないのか、マホは髪を乱し、シーツを皺くちゃにしながら、更によがり鳴いた。
ただ見ているだけでは癪なので、彼女の中を掻き回す様にその玩具を動かしてみると、一気に上り詰めたマホは弓なりに体を反らして、あっけなく果てた。玩具を咥えたままの入り口から飛沫が上がって溢れだしてきた液体がシーツを濡らしていく。
 ゆっくり玩具を引き抜くと、厭らしく濡れた入口はまだ物欲しそうにひくついていた。
 引き抜かれた玩具は、マホの愛液をたっぷりと塗り付けて、まだ犯し足り無さそうにクネクネと動いている。リヴァイはその玩具を睨みつけながら、スイッチを切ると舌打ちをしてそれを床に投げた。

「俺以外のモノでイッてんじゃねぇよ……。」
「あっ……うう……。」

その玩具を使おうと思ったのもリヴァイであり、嫌がっている彼女に無理矢理差し込んだのもリヴァイ自身なわけで、マホに非は無いはずなのだが、何故か無性に苛立ったのだ。

「そんなに良かったか?あんなおもちゃが。」

まだピンと張っている乳首を指で弾きながら聞くと、マホは体を震わせながら首を振る。

「ちっ……ちがう。」
「その割には随分派手に漏らしてんじゃねぇか。」
「やぁ……」
「他のモノ咥え込んで喜んでた場所に突っ込みたくねぇな。」

リヴァイの言葉にマホはギョッとした様な顔を見せた。

「そんな……兵長っ」

縋る様にリヴァイの体に手を伸ばしてきたマホからスッと離れると、リヴァイは履いていたズボンを下ろし、下着も脱ぎ捨てた。
 苛立っている割にはしっかりと興奮している正直なリヴァイの男の部分は、天を向いて反りかえっていた。
 リヴァイは物欲しそうに自身を見つめるマホの顔の前に立つと、低い声で言った。

「舐めろよ。口でしろ。」
「えっ……」
「早くしろっ。」

マホの髪を掴んで、無理矢理に口内に自身を滑り込ませると、マホは歯を当てない様に気を配りながら、素直に奉仕しだした。

「……っ…」

今まで叩き込んだ技術を懸命に駆使しながら、健気に舌を動かすマホを見ていると、心底愛おしいと思う。

「ムッ……ンンンっ……」

空いている手をマホの秘部へと伸ばし、入口の上の方の突起を弄ると、マホは悩ましげな声を出した。まだ充分に熱を持っている場所は少し弄ってやるだけですぐに反応しだした。

「あっ……へいちょっ……駄目っ」
「何が駄目なんだ。気持ち良いんだろ。」
「んんっ……」

入り口に溢れかえっている彼女の愛液を指で掬うと、膨れた蕾にヌラヌラと塗り付けた。
与えられる快楽に、マホはリヴァイのモノを口の中でくわえたまま、激しく喘ぎ出した。

「おい。口が休んでるぞ。」

そう言われてマホは泣きそうな顔で言った。

「へいちょ……の、欲しい、です。」

ゾクゾクと全身の粟立ちを感じながらも、リヴァイは意地悪く笑って言う。

「さっきのおもちゃの方が良いんじゃねぇのか?」

するとマホはブンブンと首を降った。

「やっ……兵長のがっ……良いです。」
「そうは思えない反応だっだぞ?」

言いながら激しく指を動かして蕾を刺激すると、彼女はリヴァイの自身を口から出して本格的に喘ぎ出した。

「やっ……へいちょっ……あっああ……お願いっ……です。も、もう……またイッちゃ……」
「イけよ。何度でも」

更に指の動きを早めたら、既に限界が近かったマホは3度目の絶頂を迎えた。

「はぁっはぁ……」

肩で息をしながらマホはすがる様にリヴァイを見つめる。

「兵長っ……欲しいです。」

いつの間にこんなに厭らしい女にさせてしまったのだろうか、と思いながらリヴァイはマホの腕を引っ張って起こすと、自分はゴロリと寝転んだ。

「欲しいなら自分で挿れてみろ。」

キョトンとするマホを下から抱き上げると、自分の上へと跨がらせた。

「え、えっ。」

初めての体制にオロオロしている彼女を寝転んだまま見つめて言う。

「早くしろ。」
「は、はい。」

意を決した様な顔をして、マホはリヴァイの自身の真上に体を持っていくと、ゆっくりと腰を沈め出した。
ぬちょり、と先端を包む温もりにリヴァイは思わず声を上げそうになったのを何とか堪えた。

「そのまま……降ろせ。」

遠慮がちな刺激に身体が疼き、彼女にそう告げると、ゆっくりながらも彼女は腰を降ろして行き、甘い声を上げながらリヴァイの上に完全に座った。

「……動けるか?」

マホの腰を両手で掴み軽く前後に動かして促せば、マホはぎこちなく腰を振りだした。

「んっ……んんっ」

一生懸命に動いてはいるものの、やはりぎこちない動きでは中途半端な快感しか与えてはくれず、次第にリヴァイは焦れったさを感じ出した。

「遅ぇよ。ちゃんと動け。」

言って下から突き上げる様に腰を浮かしたら マホは声を上げて叫んだ。

もう、待ってられねえ。

散々焦らされた自身は、彼女に打ち付けたくてウズウズしだしている気がして、リヴァイは マホの腰を支えたまま起き上がると、今度は彼女の体を倒した。
疼いていた気持ちを解放する様に彼女に打ち付けると、マホは本格的に喘ぎ出した。

「あっああっやっ……またっ……イッ………」

マホの体の上に覆い被さって汗ばんだ耳を甘噛むと、彼女はリヴァイの背に腕を回し強く抱き締めると、高い声を上げてリヴァイの自身を思いっきり締め上げた。
直後にマホの全身がダラリと弛緩したのに気付き彼女の耳から唇を離すと体を起こした。

「はっ?おい、マジかお前。」

静かに横たわっているマホはリヴァイを受け入れたまま瞳を閉じて気を失っていた。
チッと大きな舌打ちをしてから、リヴァイは仕方なく腰を動かした。
全く反応が返って来ない性交渉は虚しい以外の何でもない。
それでも既に限界が近かった自身は、素直にリヴァイを絶頂へと導いて行った。

「はっ……くっ……」

小さく声を上げてリヴァイはマホの体から自身を引き抜くと白い彼女の腹の上に欲をぶちまけた。
ドロリと流れる白濁色の液とその匂いに眉をしかめながら、リヴァイは枕元のティッシュを手に取ると、無反応のままの彼女の腹に舞いた欲を綺麗に拭き取りその体に布団をバサリと掛けて自分は風呂へと向かった。
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