名探偵コナン 短編集
□ボクの休日
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やあ。
ボクの名前は世良真純。
女子高校生探偵をやってるんだ。
前は三年間アメリカにいたけど、日本が恋しくなって母国に帰ってきたんだ。
そんなボクは普段、探偵稼業をやっているけどもちろん休日もある。
まぁ、休みの日はアニキと電話してたり、ジークンドーしてたり。
普通の女子高生に比べたら、少し野蛮かもしれない。
だけど、こんなボクでも、普通の女子高生に憧れを抱く瞬間というものがある。
それは、努力じゃ身に付かないあの女性独特の肉付き。
ボクの場合、ペチャパイだからね〜。
努力よりママのDNAを信じてるからね。
それと、徹底的な違い。
それは、彼氏という存在だ。
蘭くんや園子くんにはちゃんといる。
アメリカでも、この年代になるとみんな彼氏彼女の一人や二人はいるものなんだよね…。
けど、この17年間に出来たことはない。
いや、ボクは別に彼氏ほしいという願望自体はない。
悔いもしない。
だって、例えばボクと彼氏が並んでいたら変な目で見られるだろ?絶対。
制服着てたら別かもしんないけど…。
でも、普通の女子高生になって、休日にデートなんて羨ましい話だよなぁ…って少し思うんだよね。