まめ(山田)の話。
□諦めが悪い男【メローネ】
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メ「お〜い、名無しさん」
私「何です?」
メ「少し「嫌です」え〜…。ケチ〜…。」
私「メローネさんは諦め悪いですよね、」
メ「グラッツェ」
私「別に褒めてませんよ」
彼女の名前は名無しさん。
ここ最近暗殺チームに入った新人だ。
実力もそこそこだ。
メ「で、どうしたら名無しさんは血液をくれるんだい?」
私「あげません」
メ「少しだけっ、」
私「うるさいです」
ご覧の通り
何を言ってもくれないんだ、ケチだよね。
もし、これがホルマジオだったら名無しさんはすぐ渡すだろうね。
え?なんでかって?
それはホルマジオは名無しさんの命の恩人だからね、
まぁ、もう少し交渉してみるよ
メ「名無しさんの血液はディ・モールト珍しいんだよ…!!!」
私「知りませんよ、そんなの」
メ「ほんのちょっとだけ…ねっ!」
可愛らしく言ってみた
私「可愛いく言ってもキモいだけですよ」
名無しさんは、どんなに言っても血液をくれない。
そこらへんの女ならほいほい差し出すのに…ものすごく手強い。
この間もこっそり朝に名無しさんの部屋に行ったら、名無しさんが朝風呂上がりでタオル1枚で恥ずかしかったのか、真っ赤な顔して3階の窓から俺を放り投げたんだよね…!
まぁ、そんな名無しさんも好きだけどね