短編CP集(NARUTO)

□買い物
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※弥彦生きてます。






帰ってきた私を出迎えたのは、膨れっ面の弥彦だった。

「小南、長門とどこへ行っていたんだ!」

子供みたいな声で、私をキッと睨む。
幼稚園児がやっていたら可愛いかもしれない。
でもね弥彦。
あなたはもう大人でしょう。

「年相応の表情をしなさい弥彦。あなた今いくつなのよ」
「質問に答えろ小南。どこで何をしていたんだ?!」
「んもう、ちょっと買い物に行ってただけよ。ヤキモチ妬いちゃって可愛いんだから」

私がくすくすと笑うと、弥彦は頬を染めながら、

「可愛くない」

とボソッと言った。

「照れなくてもいいのよ」

と笑いながらその額に『許せサスケ』をすると、弥彦はもっと赤くなって、口をパクパクと動かした。

「二人とも何してるんだ」

長門が買物袋を持って部屋に入ってくると、弥彦の顔はパァっと明るくなり、長門に飛びついた。
何度もいうが、彼は大人である。

「長門、お帰り」
「ああ、ただいま」

私の存在を忘れてキスする二人に、思わず私も赤面した。
もう、いい加減にして……!




NLと見せかけたBL。
小南姉さん乙!
 

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