犬鬼灯

□プロローグ
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「と、いうわけだ。君にもその暗殺に加わってほしいんだが、良いかな?」

薄暗い部屋の中に男の声が響く

テーブルを挟んで男の向かいに座る二人の少女

その内の一人が口を開く

「私は良いと思うよ。暇つぶしにはなるだろうしね。君はどうするんだい?」

ガリッ

隣に座ってた少女が加えていた棒付きキャンディを噛み砕いた。

「あはは!当たり前の事聞くなよ。やるに決まってんじゃん!こんな面白そうなこと、わざわざ見逃すわけないよ。
それに“アイツ”の停学ももうすぐとけるっしょ。」

「じゃあ、明日から頼むぞ。」

そう言って立ち上がった男。

「はーい」

新しい飴の包みを開けながら言う少女

「さーてと!久しぶりに行きますか!がっこーに。」

楽しそうな声が部屋に響いた
 

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