Shorts&Medium(HP)

□Blauer Himmel
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黒い机と椅子やラブソファー、ミニテーブルやテレビがある大きなリビング。
照明は落ち着いていて大人な雰囲気を醸しだす。
「セブルス、長旅お疲れ様。」
「名前こそ、疲れたろう。」
紅茶で乾杯した後に夕食をいただく。
今日の食事は地中海のリゾットや色鮮やかなサラダ、コンソメスープ。
「名前は本当に料理が上手だな。」
スネイプが頭を撫でると、名前は笑顔をみせる。
「料理ぐらいしかとりえがないけどね?」
「そんなことはない、賢い魔女でもあるだろう。」
元レイブンクロー出身の名前は卒業後、スネイプと結婚した。
もともと恋人同士だった為、喜んで引き受け今に至る。
「セブルスがいないと一気に家が虚しくなっちゃうわ。」
「名前、もしよければ・・・来季から助手になってもらえるか?」
思いがけないスネイプの言葉に名前は一瞬固まる。
「え・・・?今、なんていったの?」
「名前に助手になってほしい。」
名前が「喜んで」とスネイプの頬にキスをする。
「助手とらないんじゃなかったの?」
「貴様も我輩も寂しくならないだろう。」
コクリと頷くと、突然ベルの音がした。
「あら?誰かしら。こんな時に。」
名前は愛らしいエプロンをしたまま、玄関にでた。
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