Shorts&Medium(HP)

□Tea Party für zwei
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そして、三時。
スネイプと名前がふたりきりで仲よく紅茶を飲んだり愛する時間。
「名前・苗字です。」
「入れ」
失礼しますといったあと、ちゃんと鍵を閉める。
バレたらいけないからという理由。
鍵を閉めた後、名前はスネイプに抱きつく。
「私、間違えたことを教えちゃったかな。」
「・・・いいや、全て合っていた。」
スネイプが期限が悪いことに気づき、名前は甘える。
「セブルスをまた嫉妬させちゃった?」
「嫉妬・・・そうかもな。男子生徒と話すのが気に食わん。」
名前は紅茶を淹れなくちゃと言って、紅茶を淹れる。
スネイプの好みの茶葉、食器、そして茶菓子。
今日は甘くない色とりどりのマカロン。
「ごめんなさい。」
「今日の減点は名前と奴らが悪い。」
スネイプはぎゅうとキツく抱きしめ、首筋に一つ赤い花を咲かせた。
まるで、自分だけのものだと証明させるように。
「・・・せ・・・セブルス?!」
「名前は誰にも渡さん。」
荒々しくキスを交わしたあと、席についた。
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