Shorts&Medium(HP)

□Ich berühmten Cinderella? Dornröschen?
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ホコリだらけで真っ暗な部屋が私の部屋。
「・・・えい。」
杖を一振りすると部屋は綺麗になった。
バレぬように杖をしまう。
「なんかスネイプ先生のお部屋みたい。」
なんでさっきからスネイプ先生のことばっかり考えるんだろう。
そういえば、魔法薬学の時間もそうだ。
「・・・先生が淹れてくれた紅茶美味しかったっけ。」
先生のお部屋で一緒に紅茶を飲んだり茶菓子を食べたりしたことがあった。
いつもの先生とは違って、すこし微笑みを浮かべてくれたり。
優しくしてくれたり、それに・・・紳士で素敵。大人の男性って感じ。
「なんだか先生の事を考えるだけでソワソワしてきたかも。」
神様・・・教えてください、これが恋ですか?
「シンデレラ!お姉様達が舞踏会に行くから準備をおし!」
義母の言いつけに従おう。
そして、あとで舞踏会に行こう。
そうすれば・・・結末がわかるかもしれない。
「・・・はい、お母様。」
義母や義姉のメイクやドレスを着付け等を黙々とこなす。
「シンデレラ!こっちも!」
もうすぐ・・・もうすぐで・・・・王子様に出会える!
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