Shorts&Medium(HP)

□Sprechen Sie einen Mugen
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「スネイプさんのお薬飲むとね、病状がよくなるから・・・」
生まれつき、喘息持ちな名前はあまり外で遊べない。
そのため、孤児院では一人で本を読んだりして過ごしている。
無論、友だちもいない。
「名前、もうすぐで必ず治る。」
「セブルスさんがいうなら・・・ほんとうだよね・・・」
ゴホっゴホっ・・・と名前が咳をすると、スネイプは謎の容器を出す。
「・・・そ・・・それは・・・?」
「新しい薬だ。この中に薬が入っている。吸いなさい。」
スネイプの言うとおりに名前は謎の容器から薬を吸い込む。
苦くなく、さわやかな味が口の中に広がる。
「・・・苦くない。」
「あぁ、名前の為の試薬品だ。」
名前が呼吸を取り戻すと、スネイプは名前をソファーに寝かせる。
「今日はもう寝なさい。」
「・・・うん、セブルスさん、寝れないの。」
名前もまだ7歳と幼い。
「・・・分かった、側にいるから寝なさい。」
スネイプは名前が寝るまで肩をトントンと優しく叩く。
「セブルスさん・・・好き。」
耳元でスネイプは「愛している」と囁く。
安心したのか、名前はぐっすりと寝る。
寝たのを確認すると、ベッドルームにお姫様抱っこをして運んだ。
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