Shorts&Medium(HP)

□Girl who closed the heart
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スネイプ先生は気がつくと、隣に座っていた。
先生も隣にある綺麗な大きい石にこじんまりと座る。

「・・・私、何やっているんですかね。」
絶対に罰則を食らうでしょう。
だって、禁止事項だもの。
「真面目で秀才なM.s苗字がこんなところで...」
そうやってスネイプ先生は少し嫌味たらたらで言う。
ごめんなさいと素直に謝る。
「スネイプ先生って純血主義のことをどう思います?」
聞いてしまった、私はなんて馬鹿なのだろう。
きっと、スネイプ先生も純血主義だ。
「・・・その様子だとM.s苗字は混血か?」
私は小さくコクリと頷く。
「我輩もだ、名前。」
驚いた、純血かとおもった先生は半純血。
「何か、あったのかね?」
スネイプ先生に全て話すことにした。
心を閉ざすことにした事も、穢れた血と呼ばれた事も。
なるべく物事に干渉しないほうがいい事も。
「・・・ってわけです。」
穢れた血という言葉を聞いた時のスネイプ先生の表情は暗かった。
まるで、過去に何か干渉したかのような。
「・・・名前。」
すると、スネイプ先生は優しく抱きしめてくれた。
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