Shorts&Medium(HP)

□Girl who closed the heart
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私は禁じられた森に行き一人で本を読むことにした。
本は色んなことを教えてくれる。
教養や歴史、そして感動や感情...
「...感情なんてなければよかったのにな」
なければ「穢れた血」という言葉を無視できた。
それだけのことなのに....
「神様、私は....」
何やっているんだろう、殺せばよかったじゃないか。

「...ど...どうして...」

純血じゃなきゃいけないんだろう。
私は強くない、ハーマイオニーみたいに。

なぜか、涙が出てきた。
嫉妬なのか、怠惰なのか・・・
もうわからない、いっそ死んでしまいたい。

「....なんで...純血...じゃ...な..い...の...?」

そういって、名前は泣く。
本で顔を隠し、自分を戒める。
その姿をスネイプは目撃した。

「・・・何をしとるのかね?」

スネイプはそういうと、彼女の元に急いで歩き出した。
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