Shorts&Medium(HP)

□Dream Land
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「・・・起きて、セブ。」
時刻は朝の5時。
「おはよう、名前・・・」
愛された首筋の跡を名前は魔法で隠す。
「着替えて、もう行くよ。」
セブは急いで着替えて、私たちはセブの私室を出る。

「早すぎないかね...?」
「そんなことないよ、これが普通。」
そういうと、セブは私を抱きかかえる。
「・・・セブ?!」
「空をとぶぞ、しっかり捕まれ。」
箒もなしに空をとぶ。
それはまるで体験したことのないような世界。

「ついたぞ。」
あっという間についた。
いつもは箒の移動だから尚更。
「並ぼうか。」
そういって、私たちは列に並ぶ。
「・・・セブ、つけて。」
そういって、私はトートバッグからカチューシャをセブに渡す。
「ありがとう、名前。」
セブは恥ずかしながらつける、私もカチューシャをつけた。
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