Shorts&Medium(HP)

□狼さんと赤ずきん。
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これは、とある少女と人狼のお話。
「赤ずきん、おばあちゃんのお見舞いにいっておいで。」
「分かった。」
急いでカゴにパンやリンゴをつめて、玄関に移動。
「行ってきます。」
「いってらっしゃい、狼には気をつけて!」
お気に入りの赤ずきんを被って、私はおばあちゃんの家に向かう。
家の前は暗い森。
光が射さない暗黒の世界。
「・・・怖いよ。」
後ろから人影がしたけど、気のせいか。
ガザっ...!
「だ・・・誰?!」
名前が後ろを振り返るが誰もいない。
「気のせい・・・だよね。」
私は少し早く歩いた。

「綺麗なお花畑..!!」
暗い森を抜けると、目の前に綺麗なお花畑が。
色んな花が咲いていて、奥には大きな木が一本ある。
澄んでいる小川や小さな家も!
「お花、つんでいってあげようかな。」
「何をしているのかね?」
名前と謎の男の出会いはここから始まった。
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