Shorts&Medium(HP)

□いつか王子様が
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「ねぇ、名前。眠れる森の美女って知ってる?」
ハーマイオニー、ハリー、ロンと一緒に談話室で話をしている。
紅茶とかお菓子を食べながら。
「確か、茨姫だよね。」
「茨姫・・・そうとも言うわね。」
ハーマイオニーと名前は興味津々。
「何?その茨姫って?」
「国王夫妻の間に生まれたお姫様が魔女によって眠らされて王子様に目覚めのキスで助けてもらうお話よ。」
「お・・・王子様?!」
男子ってこういう童話に興味ないのかな。
「ハーマイオニーはなりたいの?」
「それは憧れるわよ!ねぇ、名前。」
う・・・うん。憧れるよ。
女の子はお姫様になりたいって、だれでも思うと思うよ...?」
名前は少しだけ笑みを浮かべ、紅茶を飲む。
「ハリーとロンはどう思うのよ。」
「別に...?」
「これだからロンは!」
ハーマイオニーが手に持っていた本でロンの頭を叩く。
痛そう・・・
「な...殴ることはないだろ!」
「いまのはロンが悪いよ。」
「は・・・ハリーまで!!」
それから話がいっきに盛り上がって消灯時間まで語り合った。
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