Shorts&Medium(HP)

□I love her to anyone even if what is said
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魔法も万能ではない、これは恋というのか。
名前のことを考えるとソワソワする。
想いを抱いた理由は一目惚れだ。こんな歳になって恋など・・・
「・・・名前。」
彼女は成績優秀なグリフィンドール生で笑顔が愛らしい。
誰にでも優しく接する姿はまるで聖女だ。
「そろそろ、朝食か。大広間に向かうとしよう。」
紅茶を飲み干し、新聞を綺麗に折りたたみしまう。
いつかは二人で共に朝食を食べてみたい。
「・・・愛している。」
今日は魔法薬学で名前に逢う。
「今日も一日・・・頑張ろう。」
スネイプは少しだけ笑みを浮かべて、いつもより穏やかな顔で大広間に向かった。

偶然に名前とすれ違った。
「おはようございます、先生。」
「あぁ、おはよう。M,s苗字。」
名前の笑顔が我輩の唯一の安らぎなんて言えるわけない。
「M,s苗字。紅茶が好きだといっていただろう。今日、のみに来なさい。」
少し・・・クドすぎたか?
「はい・・・!是非!お邪魔させていただきますね。」
これでもう一つ、楽しみが出来た。
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