Shorts&Medium(HP)

□Tea Party für zwei
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名前とスネイプは恋人同士。
廊下ですれ違う際にスネイプは小さな羊皮紙を名前に手渡す。
それも誰にもみられないように、ローブで手を隠して。
「....三時に部屋で待っている。S.S....セブルスらしい。」
名前が小さく後ろを振り返り、スネイプの後ろ姿をみる。
「・・・必ず、行くから。」
「どうしたの?」
なんでもないよとハーマイオニーにバレぬように優しい微笑みを浮かべる。
「行こう!次は薬草学だよ。」
「そうね、遅れちゃうわ!」
スネイプはふと名前の後ろ姿をみる。
ハーマイオニーを二人で仲よく手を繋いで歩く風景。
その異様な雰囲気を少しだけスネイプは幸せだと思って、小さく笑った。

「・・・またやっちゃった。」
「大丈夫よ、次があるわ!」
名前は薬草学が苦手。
「魔法薬学は得意なのにね。」
「それ言わないでよ・・・地味に傷つくから。」
「次はスネイプじゃん!」
ロンの言葉に一瞬だけドキっとする。
「どうしたの?顔赤いけど。」
「なんでもないよ。ロン。」
魔法薬学の時間だと思うと名前は胸を踊らせた。
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