Shorts&Medium(HP)

□Re:手紙から君に
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「これで授業を終わりにする。」
そういって、地下牢教室から続々と出て行く。
セブルス・スネイプ先生。
彼は陰険根暗贔屓教授って呼ばれているけど
本当は違うと思う。
彼はスリザリンの寮監だからなかなか逢えない。
だから、せめて勉強と魔法だけはがんばる。

「・・・先生に逢いたい」

きっと、彼は私のことなんてただの生徒にしか見てないと思う。
それでも逢いたいから頑張ります。

「どうしたの?」
「ううん、考え事。」
ハリーは心配そうに見つめてくる。
「そっか、何かあったら言ってね!」
本当に皆優しい、その優しさがいつも励みになる。
「そういえば、昨日悪戯したんだ!」
「えぇ!また悪戯したの?!」
「あぁ、もちろん!」
ロンが羨ましい、私はあまり話せないのに。
でも、先生を困らせるのはちょっとひけない。
「悪戯も程々にしないと、それに相手は先生・・・でしょ?」
「そうだけどさ・・・」
ロン、悪戯も程々にね。
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