非日常 ace長編

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エースが、死んじゃう?


考えられない


私はなぜか家に入れずにいた


でも…!今日はエースを外に出してあげるんだ!


ガチャ

『ただいま〜!』

「おかえり!」

玄関までエースが走ってきた
笑わないと

『エース!待たせちゃった?ごめんね!!』


「いや大丈夫だ!
てか名前、お前……泣いたのか?」


エースのその言葉で押さえていた涙がどっと溢れてきた


『エース…会って2日でこんなこと言うのあれだけど、お願い…今だけ…ぎゅってして…』

少し時間をあけて

エースは何も言わずに私を抱きしめてくれた。

そのまま、エースに抱きしめられながらたくさん泣いた

ここにいるエースは確かに生きているのに

時間が向こうとはずれているのかも知れない

私がこれからONE PIECEを勉強して、エースを助けるヒントを得れば、エースを助けられるかも知れない

『ありがと、エース、外行こ?そのまえにエースこれに着替えてね』

「その服どうしたんだ?」

『帰りに買ってきたの、とりあえず1セット。今度は一緒に行こうね』

「悪かったなあ!ありがとう!」

『いーよ、着替えちゃって!』


おう!といってエースはここで着替えようとする、

『ちょっと!エース!向こうで着替えてよ!』

「なはは、わりぃわりぃ早く出たくてさ」

『気持ちはわかるけど…玄関だし』

「着替えてくる!」



『かっこいい…』


私の買ってきた服を来て出てきたエース。
似合いすぎ!イケメンはなに着てもかっこいい!


『エース、めっちゃ似合ってる!』

「名前が選んできてくれた服だからな!」

そう言って私の頭をなでる

今日はたくさんなでられる日だなあ


そして私達は家を出た

エースはいろんなものに興味があるみたい

信号をみて、あれなんだ!?とか

車をみて、すげーーー!!とか。

でもどこか寂しそうだった。


エースとちゃんと話したい


この辺で有名な海が綺麗に見える所にエースを連れて行った


エースは海賊なんでしょ?


「海の匂いだ!!」

『よかったねエース』

「おう!お前さ、さっきなんで泣いてたの?」

『あぁ、あれ、秘密』

「えー!なんでだよー!」

エースが死ぬなんて言えるわけないじゃない…
 


『ねぇ、エースはなにをしてたらこっちに来ちゃったの?』
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