トリップって...そんな馬鹿なぁ!!!

□入江正一
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今日は夏休みなので
昨日の夜、夜更かしをしてしまったので
今日は遅くまで寝るつもりです
あーサイコーだよ
こんな遅くまで布団に入ってられるなんて

「くぴいいいっ!」

....
なんかランボの声が聞こえたんですけど
なんか嫌な予感しかしないのは私の気のせいかな
つか今ので頭冴えちゃったじゃねーか
とりあえず起きるか

『おはよーございます』

髪の毛をとかしたりしてリビングに言ったら
皆食器を片付けているところだった

「あらルカちゃん
おはよー♪
あ、今からご飯用意するから座ってて?」

『おはよーございます!
あ、大丈夫ですよ!
遅くまで起きてたのがいけないんで
それに、まだお腹空いてないんで
お腹空いたら自分で勝手に出して食べるから』

「あらそう?」

『うん!
ありがとう!』

ママンは私を見るなり
とびきりのスマイルで私に挨拶をしてくれた
挙げ句、ご飯まで用意してくれると言う
どんだけ優しいの
眩しすぎる

気づいたらビアンキがビキニになって
外に座っていた
え、はやくねーか?
支度するの
どんだけはえーの
私も見習いたいもんだね

ドドドンッ

手榴弾...
あれか、
ランボとリボーンがまた喧嘩でもしてんだろ
つーか前から思ってたけど
喧嘩ってあんなに命懸けだっけ?
なんか違うような...

「誰だよ爆発したの〜!?
変な噂がたつとオレが学校
行けなくなるだろ!?」

この背景、この台詞、
どっかで聞いたような...
まってねー
ビアンキがビキニ姿で庭にいるって事は
...あ!
あれだ!
メガネの!
なんつったっけ
うーんと、
あ!
入江正一だ!
しょーちゃんだ
でもとうすればいい?
この状況下で外に出ると言うことは
死を意味する
何故なら
ビアンキが銃をぶっぱなしてるから
怖いよ!
死にたくないもん!

てーか
話し進むのはやくね?

「ま まて!」

お、今ツナの声が聞こえて
死ぬ気だんを打つ音が聞こえたから
外に出るか
じゃないと、大変な事になるな
うん、少しでもしょーちゃんの夢が和らぐように

『はーーーい
そこまでーー
はい、ソコのメガネの君
その露出狂を見ないで
地面見るなり私の顔見るなりしたほーが
悪夢見なくてすむから
あとは私に任せなさい
って....
遅いか』

言い終わる前に気絶していた
平凡な子はそーなるわな
だって私だって怖いもん
死にたくないもん
死んだふりするもん
しぶとく生きてやる!

「ルカ、おはよう
それよりそこを退いて
後ろにいるのが
ムカツクから」

『はい』

そんな怖い顔して私を見ないでよおおおお!
ごめん、ごめんね!
ツナ!
私、まだ死にたくないから!

ベチャッ

私は何も聞こえない、何も聞こえない
何もしてない、何もしてない

あ、それよりしょーちゃん
どーしよ

ペチペチ

ホッペを叩いたけど反応なしか
...運んでやるか
そんなにとーくの家ではなさそうだし
あ、でも、暑いから
公園においとこー
未来に関わってくるからねー
あんま関わんないしよー


















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