リボーン短編

□155p
2ページ/5ページ



……なんだろ……
私はただ買い物来ただけなのになー
なんでこんなに絡まれるのかなー?
今日は厄日かもしれないな……
あ、でもさっきはマンガ取ってもらったからそうでもないか……
ただついてないだけ?

「一時間でもいいですから
遊んでくださいよー」

嫌だって言ってるのになかなかどっか行ってくれないから
無視する事を選んだ
だけどまだついてくる
この人なんでついてくるの〜!
うぅ〜
誰か助けてー!
誰でもいいよ
クラスの男子でもなんでもいいからー!

「ねーねー
いいじゃーん
どうせ1人でしょー?
遊ぼーよー」

1人だけど貴方とは遊びたくないよ!
酷いなー!

「ねーえー」

もう鬱陶しいな!
どんだけついてくるの!
もう諦めてよ!

鬱陶しすぎて後ろを振り替えってついてくる男の人に鬱陶しい事を言おうと思ったら
いきなり後ろから肩を抱かれた

「ごめんね、待ったでしょ
すいません、この人は俺の彼女なんで諦めてもらいませんか?」

うわわわわ!
み、密着してる!
それにこの人誰?

顔を見ようと上を向いたらさっきの本を取ってくれた男の人だった

「っち
彼氏もちだったのかよ」

男の人は舌打ちをするならりどこかに行った
それにしてもよく現れるな……
この人

『ありがとうございます
先程も助けてくれましたよね?
ホントにありがとうございます!
何かお礼がしたいのですが……』

そう言ったらニコっと笑った

「お礼なんていいですよ
困ってて手をさしのべただけですよ」

それを言って
それじゃあ、俺行きますね
って続けて行こうとしたからあわてて
腕を掴んだ

『待ってください!
ホントに、ホントにお礼がしたいんで……』

近くを見渡したらちょうど喫茶店があった

『あ!
あそこで奢らせてください!』












次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ