リボーン短編

□近所のお姉さん
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数日後少し気になってルカさんの家を覗いて見ることにした
リボーンには
ストーカー呼ばわりされたけど……

ルカさんは縁側で座っていた
その様子をソッと覗いていたら後ろから名前を呼ばれた

「10代目!
こんな所で何をしているんですか?」

うわー!
凄い大きい声で呼ばれたよ!

「し、しーっ!
そんな大きい声出したらバレちゃうよーーー!」

『あれ?
この声……
綱吉くん?』

ガーン
もうバレた……

「は、はい!
すいません……」

『何で謝るの?』

と言ってスクスク笑いだしたルカさん

「10代目、誰ですかこいつ?」

『あ、綱吉くんのお友達?』

「あ、はい……」

『こんにちは
私は神風ルカです
ここで話すのもなんですから
家にどうぞ』

そう言いオレらを家に招いてくれた
玄関には行かず縁側に行ってルカさんがお母さんを呼んだ

『お母さーーん!
綱吉くんと綱吉くんのお友達が遊びに来たからお茶ー!』

「そ、そんな!
お茶だなんて!」

凄い勢いで走ってくる音が聞こえた

「綱吉くん!
いらっしゃい!
待ってたわ!
それと、お友達もいらっしゃい!
今お茶とお菓子持ってくるから待っててね!」

と言ってたまた直ぐに向こうに行ってしまった

「すいません、迷惑かけてしまって……」

『そんな事ないよ!
私、お友達いないので私自身も凄く嬉しいしきっとお母さんも嬉しいんだと思うの……
それと、お友達のお名前を教えてもらってもいい?』

「俺は獄寺隼人だ……」

珍しく獄寺くんが素直に答えていた
なんでだろ……

「おまたせー!
はい、どうぞ」

「あ、ありがとうございます」

それからは3人でいろんな話をした
今日驚いた事は獄寺くんが反発しないでルカさんと話していた事
逆に素直すぎて怖かった……

「今日はありがとうございました
ご馳走さまでした!」

「世話になったな」

『いーえ!
また来てね!
待ってるからね』

ホントは目が見えるんじゃないかってくらい俺たちの方を見るから
いつもびっくりする
でも、苦労はしてるんだろうな……
長袖をきてたけど腕を伸ばすと覗くアザとか傷が沢山あって痛々しかった
それを見てあの獄寺くんもびっくりしていたくらいだ
それと、ずっと家にいるのも退屈そうだし……

「何処か一緒に行きたいな……」

オレがポツリと言った言葉に反応した獄寺くん

「そうですね……
少し難しい気はしますけど……」

ホントに今日の獄寺くんはどうしたんだろう
まるで別人みたいだ……

「じゃあ、今度海に行こうよ!
遊園地はちょっと疲れちゃうと思うけど海なら風にあたるだけでもいいと思うし……」

「そうですね!
そうしましょう!」

「そしたら多い方が楽しいから皆も呼んで行こ!」

こうしてオレ達が考えた企画は後日行われる事になった





















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