リボーン短編

□バイト人2!!
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「おい
聞いてたんだろ?
ツナ
いいのか?」

「いいのかって言われても
ルカさんと付き合ったら
ひどい目に合わせるから
大切だからこそ傷つけたくないんだ...
ルカさんのお父さんやお母さんはオレのせいで...」

「それを承知の上であいつはお前の事好きなんじゃないのか?
あいつは昔から変わってない
いつも見ているのはお前なんだ
ツナ」

ツナもツナでルカの事を好きだったのだが
自分といたばっかりに
ルカの両親が銃殺されたのだ
だがルカはそんな事があったがそれでもツナが好きなのだった
ツナはただただ、ルカが大切だから傷つけたくなくて
付き合わないのだ

「だったら
お前があいつの事を守ってやればいいじゃねーか
じゃねーと、ほかの奴らに盗られるぞ?
例えばオレや骸とかにな」

「そんな事ができたらとっくに自分の気持ち伝えてるよ」

「今日はお前らを気づかって
部外者は来ないよう言っておいたから
早くカタつけろ
あいつは...ルカは、
10年前から好きで
必死にお前を振り向かせようと頑張ってたんだ
まぁ、ツナもやってたと思うがな
じゃあな」

「...言いたいこと言って逃げやがって
オレの気持ちにもなってみろよ
そんなの、オレが1番知ってるって
...きっとルカさんは部屋にいるな」

はぁー
と、長いため息をし
綱吉はルカのいる部屋へと足をむけた

その頃ルカはと言うと

『ぎゃあああああ!
馬!
何ウニョクに近づいてんの!?
ウニョク!
逃げて!
食べられる!
ぁあああああああああ!
アンデェ!!
ちょ!
やべぇよ!
イェウク!
もっとイチャつけ!
私の分までイチャつけぇええええ!
っちっきしょぉおおおおあお!
なんでお前ら男同士なのにそんなにイチャイチャしてんだよぉおおおお!
私なんて好きな人いてもイチャイチャできねぇんだよぉおおおおおおおおお
ごらぁああああああああ!』

ボフッ

「うっ...!」

ルカの投げた枕がツナの顔にクリーンヒットしたのだ

ん?
今何かに当たる音がした...
何かって人ね
えww
何に当たったの?
私は思い切って後ろを見た
そこにいたのは言うまでもない
ツナだった

『なんでここにいんの!?
え?
さては...か、勝手に入ったな!?』

「え、いや、何回かノックしたけど返事ないから入ったら叫んでて...
近づけないから見てた」

いやいやいや!
見てた
じゃないよ!
ちょっと!
恥ずかしいよ!?
ねぇ!
じゃあ、あれ聞かれたって事だよね!?
もー
ついてなー

「?
見ないの?」

『え...
み、見ない!』

何私言ってんの!?
でも、だって!
ツナがいるんだもん
絶対に集中できないよね!
だから私の選択は当たりだと思う!
うん、そうしよう!

「見ないの?
見てればいいのに...」

『だ、だだだだだって
ツ、ツナがいるからっ!
私は見ないの!』

「クスッ
(バレバレだよ、 ルカさん
そんな、あなたが好きなのだけどね...)」

『なっ!
ツナ!
今笑ったな!
お姉さんをバカにするなぁ!』

顔を真っ赤にしたルカには
説得力というのは1つもない

ちょ!
何今の笑い方!
反則だろ!
てか、見下ろすな!
10年前は私の方がちょっと高かったのが
いまじゃ頭一個分背が高い
なんの突然変異だよ!
ツナだけ背伸びてずるい!
私だってツナに似合う身体になりたかった!

「ルカさん、落ち着いて?
とりあえず、座ろうよ」

『そ、そうだね』

そうだ、ソファーに座って落ち着こう...
...ってぇ!
落ち着いてられるかぁ!
何でかって?
そんなのツナが私の横に座ってるからに決まってるから!
何で!?
何で今日にかぎって!?
さっきまでイチャイチャしたいとか言ってたけど、
私チキンだし恥ずかしがり屋?だから
顔真っ赤にして撃沈するわ!
ちょ、これから何やるのぉ!?

「何か、落ち着いた歌流して?
ルカさんの好きな人達でいいから」

落ち着いた歌...
今の気分だと東方神起だなー
Tea for Towあたりの歌かなー
このプレイリスト流してればいいか
























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