トリップって...そんな馬鹿なぁ!!!

□退学クライシス
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「川田」

「ハイ」

「栗原」

「はい」

順番にテスト返却されている中
綱吉はうなっていた

「(最悪だ〜
理科のテストが返ってくる〜
全然わかんなかったし
よりによって
先生は根津だもんな〜)」

そんなツナにルカはにっこりと
微笑んだ

『大丈夫だよ、ツナ、
私は中3の時テスト中めんどくさくて
寝て0点取った事あるから!』

「(なんか、びしっと親指を出してきたけど
説得力全然ねぇ!)」

そうこうしているうちに
いよいよツナの番が回ってきた

「沢田」

「はい」

そんなツナのテストを見た
根津は舌打ちをし
ツナが取ろうとしたところを寸前で
阻止した

「あくまで仮定の話だが・・・
クラスで唯一20点台を取って
平均点をいちじるしく下げている
生徒がいるとしよう」

「あの・・・?」

また始まったよ
ほんっとにムカつくやつだな
なーにが仮定の話しだっツーの

そんな根津に腹を立てたルカは
根津と綱吉がいるところまで歩いていき
話の最中だがお構いなしに
入り
その綱吉のテストを根津の手からひったくった

「な、何だね君は!」

「ルカ!」

『私?
私か?
私は今日からここに通う事になった
神風 ルカだ!
よく覚えておけ
つか、大体こんなかみっぺら一枚で将来が決まるなんて馬鹿げてるね
今は、どんなにいい大学に入ろうが
どんなにいい成績を取ろうが関係ない社会なんだよ
実際雇われるやつってのは
礼儀がなっていてその仕事にどれだけ
打ち込めるかってのを企業は探してんの
学歴社会だのわーわーわめいてるけど
世間を見てみろよ
いい大学に入ったやつだってなぁ
フリーターになってるんだよ
ニートになって親のすねかじってんの
あんただって、エリートコースを
歩んで来たって言ってたけど
エリートコースを歩んできたやつが何で教師なんてやってるの?
フツーは会社起こしたりしてんじゃないの?
違・う・ん・で・す・か?
あ、因みに私の最低点0点ねwwwwww』

っへ!
このえせ教師め!
すっきりしたー

そんなルカに生徒は驚くしかないのだ
綱吉は綱吉で顔を青くしている

「っちょ!
ルカ!
何言ってんだよ!」

『えww
だってホントのことでしょう?』

ガラッ

そんな会話をしていたら
突然教室のドアが開いた
















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