黒バス2
□原くんの替え歌2
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以下、注意
・キャラ崩壊
・台本書き
・『原くんの替え歌』の続編パート2
原一哉(以下、原)「なあ、ザキ」
山崎弘(以下、ザキ)「…………(無視)」
原「この間は巻き込んでごめん。※あの件は謝る」
※詳しくは『原くんの絵描き』で。
ザキ「……わりぃけど、俺、しばらくお前に関わらねぇことにしたから」
原「(頭を深く下げて)本当にごめん。……だから一緒に屋上で昼飯食べよ」
ザキ「原……」(コイツが頭を下げるなんて。マジで反省してるのか。それなら――)
原「なあ、ザキ。俺さ、マジでこの間のことは悪いと思ってる。だから一生無視しないで」
ザキ「もういいって。お前がそこまで反省してるなら分かったよ」
原「……ザキ」
ザキ「昼飯、屋上だろ? さっさと行こうぜ、腹へったし」
原「……うんっ!」
――屋上。
ザキ「おい。ちょ、っと待て。これ、何?(辺りをキョロキョロ見る)」
原「何って、音楽機材に決まってんじゃん」
ザキ「いや、『決まってんじゃん』じゃねぇよ。もっと説明しろ」
原「これから歌いながら踊るから。見て」
ザキ「はあ!? てめぇ、普通に飯食うんじゃ――」
原「誰も一言も、普通に飯食うとか言ってねぇよ?」
ザキ「お前が歌って踊るとかも聞いてねぇし!」
原「んなもの知るかよ。とにかく見てよ。すげー頑張って、踊り覚えたんだから」
ザキ「すげー嫌な予感しかしない。とりあえずさ、踊る曲のタイトル聞いていい?」
原「タイトルは『ルカルカ★ナイトフィーバー』の替え歌で……」
ザキ「ぬぁあああ! やっぱりかよ!」
原「じゃあ、とりあえず。踊る前に歌詞カードを配布しまーす! って、お前、何逃げようとしてんだよ?」
ザキ「そりゃ逃げるだろ! 同件で二度も被害受けてるのに、ノリノリで乗っかれるか」
原「あー、それに関しては――」
ザキ「懐かしい思い出とか言ったら蹴るぞ」
原「ちゃんと対策を練った」
ザキ「……え、マジ?」
原「さっき、ドアの鍵閉めたから」
ザキ「鍵?」
原「そっ。鍵、閉めたから入ってこれないだろ」
ザキ「いや、先生から鍵を借りたら入ってくるじゃん」
原「はあ? 俺らがここでこんなことしてるって知らなかったら、知るよしもねぇじゃん? 俺、ここにザキを連れてくるまで、このことを誰にも言ってねぇし。
それに屋上の鍵は俺が教務室から奪ってきたし、普通に考えて無理じゃね?」
ザキ「そう、なのか?」
原「って、ことで。これ歌詞な。で、何枚いる? 一応、五枚くらい印刷したけど」
ザキ「何でそんなに印刷してんだよ! 一枚でいいから(と言って受けとる)」