黒バス2

□原くんの替え歌
2ページ/3ページ

原「ちょ! 古橋、てめっ、何を悠長にネタバレしてんだよ!」

ザキ「そこは言わねぇ約束だろ!」

花「何だよ、その『まこまこにしてあげる』って」

原「(花宮、ミクミク知らねぇのか。よかった)あー、とにかく! 舞台祭は引き受ける。だから花宮、今すぐここから去ってください!」

花「俺に命令すんな」


古「『ミクミクにしてあげる』という機械音声の歌があって、その歌詞を花宮っぽく替えた歌、それが『まこまこにしてあげる』だ。ちなみに作詞は原だ」

花「はあ?」

瀬「さっき自習で暇だったから作ったらしいよ」

花「はあ?」

瀬「ちなみに原曰く、“命令形”にすることで花宮っぽさを表現したらしい」

花「はあ?」

古「ちなみに俺が歌ったが、その替え歌に強い思い入れはない」

花「いや、意味が分からねぇ……。まあ、いい。とりあえず、原」


原「声をおかけになった原一哉は現在使われておりません、日を改めて声をかけていただくか、山崎弘にお問い合わせください」

古「使われてないとは大変な事態だな」

瀬「ザキに問い合わせるしか手段がないな」

花「……原、山崎」

ザキ「え、俺? なんで?」

瀬「問い合わせがザキだから」


原「ザキ、俺たち友達だよな」

古「この場合、俺は友達をやめる」
瀬「古典的な展開。マンガでよく見るシーンだな」


花「とりあえず、原。俺の替え歌がどんな歌なのか教えてくれないか?」

原「……フツーの替え歌です」

花「処分はそのあとに考えてやるから。な? 原、山崎」


原「ザキ、ごめん」
山崎「くそぉおお、俺の立場って!」





(完)
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ