黒バス2
□原くんの替え歌
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原「ちょ! 古橋、てめっ、何を悠長にネタバレしてんだよ!」
ザキ「そこは言わねぇ約束だろ!」
花「何だよ、その『まこまこにしてあげる』って」
原「(花宮、ミクミク知らねぇのか。よかった)あー、とにかく! 舞台祭は引き受ける。だから花宮、今すぐここから去ってください!」
花「俺に命令すんな」
古「『ミクミクにしてあげる』という機械音声の歌があって、その歌詞を花宮っぽく替えた歌、それが『まこまこにしてあげる』だ。ちなみに作詞は原だ」
花「はあ?」
瀬「さっき自習で暇だったから作ったらしいよ」
花「はあ?」
瀬「ちなみに原曰く、“命令形”にすることで花宮っぽさを表現したらしい」
花「はあ?」
古「ちなみに俺が歌ったが、その替え歌に強い思い入れはない」
花「いや、意味が分からねぇ……。まあ、いい。とりあえず、原」
原「声をおかけになった原一哉は現在使われておりません、日を改めて声をかけていただくか、山崎弘にお問い合わせください」
古「使われてないとは大変な事態だな」
瀬「ザキに問い合わせるしか手段がないな」
花「……原、山崎」
ザキ「え、俺? なんで?」
瀬「問い合わせがザキだから」
原「ザキ、俺たち友達だよな」
古「この場合、俺は友達をやめる」
瀬「古典的な展開。マンガでよく見るシーンだな」
花「とりあえず、原。俺の替え歌がどんな歌なのか教えてくれないか?」
原「……フツーの替え歌です」
花「処分はそのあとに考えてやるから。な? 原、山崎」
原「ザキ、ごめん」
山崎「くそぉおお、俺の立場って!」
(完)