黒バス2

□原くんの替え歌
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まこまこにしてあげる♪

替え歌作詞:原一哉 
唄:古橋康次郎


無冠の悪童として霧崎来たんだよ
ゲスは生まれつきだよ 直す気なんてない

あのな、早くラフプレーで潰れろ
どうしたの?
ゴール下で誰かが倒れてる
お前らを

まこまこにしてあげる
ラフプレーで、頑張るから
まこまこにしてあげる
だからちゃんと覚悟をしてろよな

まこまこにしてやんよ
第4Q(ラスト)までさ、抜かりはない
まこまこにしてやんよ
だからもっと全力で潰すから

まこまこにしてあげる
世界中の誰、誰より
まこまこにしてあげる
だからもっと俺を楽しませろ




以下、注意
・キャラ崩壊
・台本書き




原一哉(以下、原)「花宮のキャラソン、どうかな?」

山崎弘(以下、ザキ)「いや、ミクミクの替え歌じゃねぇか」

古橋康次郎(以下、古橋)「個人的には上手に歌ったつもりだが?」

ザキ「いや、お前の歌唱力に文句とか一言も言ってねぇよ」

瀬戸健太郎(以下、瀬)「いつ考えたの? 花宮のキャラソンとか」

原「さっき自習だったから。暇だったんだよ」

古「俺が歌った理由は特にない。頼まれただけだ、個人的な思い入れはない」

ザキ「あったら驚きだ、絶対やめろ!」


原「今回のポイントは“命令形”をあえて使い、花宮っぽさを出してみました」

瀬「なるほど。花宮っぽさがくまなく出ていて良いと思う」

古「個人的に怖いなと思った歌詞がある」

ザキ「怖い? どこが? ギャグ要素しかねぇんだけど」


古「花宮が“まこまこにしてあげる”とか言ったら怖いだろ」

ザキ「……確かにな」

瀬「俺さ、今、ミクミクの振り付けしながら歌ってる花宮を想像した」

ザキ「すんなよっ!」

原「瀬戸、すげ。俺、IQ160もねぇから想像できねぇわ」

古「さすが瀬戸だな」

瀬「“IQ●プリ”を見たら上がるよ。俺もそれで脳を鍛えたから」

ザキ「マジかよっ!」

古「というか、もう“IQサ●リ”やってないだろ。古いぞ、瀬戸」

原「古いっていう漢字を持つ、古橋に言われるとかアウトだろ」

古「古いものと俺の名字にそんな親密的な由来はないと思う、たぶん」

原「なに、親密的って(笑)」
ザキ「たぶんって(笑)」


とっとと……(お花の足音)


花宮真(以下、花)「あ、いた」

原「うおっ、花宮! なんでここに?」

花「は? なに、焦ってんだよ?」

原「あー、べつに。で、俺らに何か用?」

花「? ま、いいか。学園祭のことだけど、舞台祭で出し物しろってよ」

ザキ「は?」

花「知らねぇけど、今年は男バスが余興の番らしい」

原「あれって、有志とかじゃねーんだ」

花「てことで、原。おまえ、歌って舞台祭を盛り上げろ」

原「え、俺?」

古「ただ歌うだけではなく、盛り上げなくてはならないという義務」

原「ふざけんなよ! んなの、ザキの仕事だろ!」

ザキ「何でだよ!」


原「だって義務だろ。義務=ザキじゃん!」

ザキ「いろいろどういうことか説明しろっ!」


花「だから、舞台祭で歌えって……」

ザキ「そこの説明じゃねぇ!」

古「仕方ないな。じゃあ俺も出る。だから原も覚悟を決めろ」

原「古橋っ、男前! ……なんて言うかよ、ばぁか!」

花「真似んな、原。ムカつく」

原「真似てねぇよ! てか、俺、持ち歌とかねぇし!」


古「? あるだろ。さっき俺が歌ったやつ」

原・ザキ「え?」

古「だから『ミクミクにしてあげる』の替え歌で――」

瀬「さっきの歌って――」

原「うぉおおおぁああっ!」

花「(ビクッ) 急に大声出すな、耳がいてぇだろ」


ザキ「おい、原。ちょっと(小声)」

原「なに、ザキ?」

ザキ「耳貸せ(小声)」

原「耳? ん、なに」

ザキ「ここはとりあえず文句言わずに引き受けろよ。じゃねぇと、さっきの替え歌が花宮にバレるぞ。古橋は秘密主義者じゃねぇだろ(小声)」

原「……確かに(小声)」


古「原が『まこまこにしてあげる』を作ってくださって、だから舞台祭はその歌でもいいか?」

花・原・ザキ「はっ?」
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