Colorful

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「えっと、・・・。」
11っておおすぎじゃ「え、誰この子!?」

「えー、と。」
「椿、びっくりしちゃってるよ。」
え。
「すみません、なまえさん。」
え。
「なまえちゃんって言うんだ!よろしくっ!」
あーダメだ。
私今、混乱してる。

「よ、ろしくお願いします。」
とりあえず、挨拶はかえそう。
苦笑つきだけど。

「椿、この子がこの間話した、」
「妹!?マジ!?こんなかーいい妹ができるなんて、俺達超ラッキーじゃん!」
今、わかったことが2つある。
一つは、この椿さんと言う人が、兄弟だってこと。
そして、

「かーいい妹には、初めましてのチュー!」
「ちょっ!?」
もう一つは、・・・この人にはあまり近づかない方がいいってことだ。




























何とか抵抗し、雅臣さんと右京さんにも助けてもらって、椿さんを止められた私。
・・・もう近づかないようにしよう。

「椿、これ忘れていたよ。」
声が聞こえて、次はどんな人だ、とたった今開けられたドアの方を振り替えると、

「サンキュー梓!」
「うん。・・・あれ。」
「あ、初めまして!」
落ち着いた雰囲気のある人がいらっしゃった。
右京さんとは違うタイプのメガネさんだ。

「もしかして君、「俺達のかーいい妹!」やっぱり。梓です、よろしく。」
「はいっ!」
この人とはやっていけそう。
優しそうな笑顔にほっとする。
よかったよかった・・・ん?

「もしかしてお二人は、「うん!俺達双子!」・・・アハハ、やっぱり・・・。」
性格が対照的な二人だけど、顔がそっくり。
一卵性なのかな。

「名前、聞いてもいいかな。僕はあず「なまえちゃんだって!!」

うん、ホント、・・・対照的。
椿さん、人の言葉遮りすぎだし。
 

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