合縁奇縁
□その8
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(あとがき)
・・・・・別に、幸村落ちとかじゃないですからね?(目逸らし)
繊細というか溜めこみやすい人間は、オーバーワークを自覚せずに気遣いも突っぱねるバカが多いよね、ということで副部長に「たわけ!」って怒ってもらいました。
そういう無茶をやらかすところを窘めてくれていた身内(部長や雅行)がいなくなって、一人きりって意識がものすごく強くなっていた柊一の事情を知らないからこその言葉が届いたみたいな。
同情されるのとか嫌がるプライドの高い人間ってことを知っているからヤミブンでは手を出せなかったんですよ。
(ちなみにここでテニプリが「頼れよ!」と言わなければ有田さんにお鉢が回ってきて克柊フラグが立ったんですが、「飛鳥井は僕らの仲間だからね」って幸村さんが颯爽と持ってっちゃいました)
格好つけて頼りになるプロを装ってたけど、結構内実はいっぱいいっぱいだった柊一が、次からはちらほらと現れてくるかもです。