KAMENRIDER × STRIKEWITCHES

□第6話 嵐の魔女・太陽の神
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 ペリーヌを助けた仮面ライダー龍騎こと、城戸真司は晴人同様501に保護され、共に戦うこととなった。

彼の人当りの良い性格も相まって、隊員たちとはすぐに打ち解け、特にルッキーニとは仲良くサッカーで遊ぶことが多かった。

そんな彼は現在、後輩である晴人からお互いのことを話し合っていた。もちろん、仮面ライダーのことや、これまでの戦いの事を…。

「…そうか。あんたも大変だったんだな。同じ仮面ライダー同士で戦わなきゃならなかったなんて…」

「まあ、結局、俺もあの戦いがどうなったかは知らないけど、きっと終わってるとは思う。そして、もう戦いは再開されないってことも…」

「分かるのか?」

「まあな」

城戸は自信満々に頷いた。それは、共に戦った仲間である"彼"を信じていたからだ。

(そうだ……きっと"あいつ"なら、終わらせたはずだ。あの戦いを……)

城戸がそう思っていると、サッカーボールを持ったルッキーニが声をかけた。

「おーい!真司ー!サッカーやろーよー!」

「ああ、今行くよ。そうだ、晴人もやるか?お前もサッカー得意なんだろ?」

「ん…そうだな。じゃあ、俺も混ぜてもらおうかな。このあとやることないし…」

「おーし!俺の華麗なテクニック見せてやるからな!」

「俺を見縊るなよ?先輩」

(おっ、なんか『あの時』と違って先輩って呼ばれると照れるな…はは)

城戸は晴人から先輩呼ばわりされたのを受けて、内心嬉しがる。かつての仮面ライダーインペラー=佐野満からも同じように慕われていたこともあったが、あの時は事情が事情なので、今回の晴人に関しては心の底から嬉しかった。その嬉しさを内に秘め、ルッキーニとシャーリーと晴人と一緒にサッカーを楽しむのであった。
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