サヴァイヴ夢長編

□第二章
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ルナ「ハァ、、ハァ、、」

ルナ(せっかくお兄ちゃんと同じ学園に通えるのに、初日から遅刻はないよー!)

するとルナの後方から一台の乗り物らしきものが近づいてくる。

少年「ど、どいてどいてー!」

ルナ「え・・・!?うわぁ!?」

少年はものすごいスピードの乗り物に乗ってルナを追い越していく。

ルナ「な、、なんなのいったい・・・いけない!・・・遅刻しちゃう!」

そんなところでなんとか間に合いそうなルナはソリア学園に到着した。

ルナ「ハァ、ハァ・・・ん・・?」

ルナの前には遅刻寸前にもかかわらず余裕をもって歩いている少年がいた。

ルナ「おーい・・!急がないと遅刻しちゃうよー!」

少年「・・・・・・・」

少年は少しだけルナに視線を向けると、そのまま学園の囲いを飛び越えてしまった。

ルナ「わぁお!・・あ!いけないいけない!遅刻〜!!」

なんとか学園の門が閉まる前に中に飛び込めたルナであった。

ルナ「ふー、、間に合った〜・・・」

少女「・・・ふふふ」

ルナ「ん?・・・あ、、えへへ・・・おはよう!」

少女「ふふ・・・ごめんなさい、笑っちゃって・・・私はシャアラ、あなたは?見たことないけど、転校生?」

ルナ「うん!私はルナ!よろしくねシャアラ!」

シャアラ「うん・・・!・・・あ・・・」

ルナ「え・・・?」

?「君。さっき無理矢理学園の門を走り抜けてきたが、不審者か?」

ルナ「え!?ち、ちがいます!新しくこの学園に転校することになったので・・・!」

?「そうか、だが校内での走行は禁止だ。この学園に入る以上、学園のルールにしたがってもらう。
ちなみに私はメノリ、ソリア学園生徒会長をやっている。君は?」

ルナ「あ、はい・・!ルナです・・!よろしくお願いします!」

メノリ「あぁ、今後一切こんなことがないよう気を引き締めるように。それじゃあ、教室まで案内しよう。」

ルナ「ねえシャアラ・・メノリさんって最上級生?」

シャアラ「いいえ・・メノリは私達と同じ学級よ・・」

ルナ「・・え!?そうなの!?まったくそんな風に見えなかった・・!」

シャアラ「・・まぁ、大人っぽいってよく言われてるからね・・」

メノリ「・・・さぁ・・ここだ・・!」
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