傍観者になるのはつらいです。(鳴門)

□なぜこうなった?
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 ・・・・・気が付いたら

    赤ちゃんでした。−



「今日からあなたはセトよ。これから宜しくね。」

 と語尾にハートマークがつくのではないか?
 と思うほど目の前の女性はにこにこ微笑んでいる

 「よーし!セトー!俺がお父さんだぞー!パパだよー!」

 と左側の男性もにこにこ微笑んでいる。

 う、うごけない・・・
 というか、動かしにくい

 なんだ。この短い手足は・・・
 首も回しにくいし・・・

 「あーうー。」

 ダメだ。声すらだめだった。

 というか、生まれてきて おぎゃー。なんて
 自我のある自分が言えるわけがないので、
 生まれてそうそう集中治療室に入れられたんでめっちゃ疲れてます。

 ≪安心してください。きっと生まれてくるさいに疲れ切って声がだせなかったのでしょう。ちゃんと息をしていますし、脈も安定です≫
 
 ≪よ、よかった・・・・≫

 ≪先生っ!ありがとうございます!≫

 と初めて聞いた声がこの話の内容です。

 え? って思っちゃたんだよ。
 驚きすぎて声が出せなかったんだよ。うん
 
 「はは。セトはお母さん似で可愛い子になるぞー」

 「あら、やだったらお父さん。まだ生まれてきたばかりなのに・・・。でも、かわいいわぁ」

 聞こえてるぞ。親バカ共www
 もうこれ、自分の心は完全に苦笑状態です

 
 そんなこんなで赤ちゃん生活をエンジョイ・・・・

 できねえええええええ!!

 いや、うん。一応死ぬ前は中学生だったからね。うん。
 一応精神年齢は13歳だからトイレというかおむつというか・・・めっちゃ恥ずかしい。

 「あーうー」とかしか言ってないから「泣かないなんて、うちの子は賢いのかしら♪」とかお母さんが言ってる。

 いや・・・間違っちゃいないよ。
 だって13年間は生きてたから。
 そりゃあ、ひらがなも、漢字も読めます。はい。

 だから、お母さんに抱き上げられながら目の前の机にある巻物をみると、お仕事の内容が分かるのですよ。

 ほぼ毎回Bランクの任務の仕事内容が見られます^^

 いいことなのか、悪いことなのか・・・

 Bランクって何のことだろう?みたいな感じで思ってたらお父さんが仕事から帰ってきて頭の額当てと服装見て納得

 
 ああ・・・ここはナルトの世界か・・・

 と、ふと思う

 今っていつだろ・・・
 やっぱり転生トリップ?とかいうよく夢小説であるから・・・原作あたりか?
 そういう考えをもちながら3歳になりました。


 「セトちゃん。なにか食べたいものない?」

 「お腹減ってないから、大丈夫だよ。」

 現在進行形で里の中をあるいています。
 もちろん、父や母がしていた額当て通り
 木の葉の隠れ里でした。

 ってかこれ、隠れているのか?

 と突っ込みそうになるがおそえておこう

 右手はお母さんとつなぎ、あたりをきょろきょろする。と・・・

 例のあれがあった。

 いや、いやらしいものではないよ。
 あの、火影の顔を削る岩?よく覚えてんけどそれが見えた。

 1、2、3・・・・3?

 遠目で数を数えるけど3つしかない。

 あれ・・・原作ってもう4つあったよね?
 途中で5つになるんだよね。

 なぜ3つ?


 
 そんな疑問を持ちながら8歳になりました。

 あ、ちなみに私のフルネームは小桜セトです。

 ちなみに前世っていうのかな。この場合・・・
 前の世界でも同じ名前です。

 2度目の8歳・・・

 普通なら小学校かな?って思いながらアカデミーに入学しました。

 ちなみに精神年齢は21歳?です。
 というか、13以降から人生歩んでないから成長しない。大人になれない!人生の経験ができない! だからまだ子供・・・

 もう、とりあえず、人生の経験とかそんなあたりで精神年齢もあれだし。知識はつけとこう!ってことでもう7歳で、自分が使える限りの術を習得しました。
 医療忍術もできましたよ!ちなみに5歳の頃にできました!
 例の木登りは4歳
 上忍の忍術習得&知識?は6歳です。
 でも、なんだろう。前世と同じで模範を例にするのは苦手みたいで・・・
 もう、めんどくさいので上忍の忍術なみにオリジナル術使えればいいかな。と。

 名付けて! 薔薇水晶!

 いや、あれだよ。前世で棒人形のお話とかいろんなの含めたんだよ。
 白もすきだったから水晶・・・

 ぱくりだよっ!

 とりあえず、花だすのがなぜか得意で百花繚乱とかも習得
 あ、幻術じゃないよ。本物の花ですよ!

 
 さてさて、それはさておき私・・・いや俺でいいか。もと腐女子だし・・・

 ナルトとサスケの伝説のチューはみたかったなー。と思う。
 ここは原作より過去のことがわかった。
 はぁ・・・普通に暮らせればいいかな。って俺は思う

 「あ・・・ここか。」

 と独り言をつぶやく。まあ、まわりがめっちゃざわついている。親がいたり、子供がいたり、親がいたり・・・

 ・・・・・小学校の入学式だな。おい。

 ちなみに俺のお母さんとお父さんは任務中
 昨日も、今日の朝も泣きながら謝ってきた・・・(しつこかったな・・・)

 なんでも大切な任務らしい。

 とりあえず、教室に入り、一番はじっこの窓際の席に座る

 はぁ・・・空が青いなぁ・・・

 ガラッ

 とものすごい音を立て入ってきたのは先生かな?そして教卓のほうにあるき、こちらを向いてとまる

 「みんな!これから担任になる海野クジラだ!これからよろしくな!」

 とにこにこしながらいう先生を遠目でみた。

 あれ・・・じゃっかん違和感があるな。

 そう思いながら窓の外の空をぼーっと眺めながら先生の話を右から聞き、左に流す

 流れによって自己紹介に入った。
 
 「私はうちはミコトです。宜しくお願いします。」

 ・・・・・

 あれ、うちはミコトって・・・たしかクシナと友達だった・・・
 
 頭をぐるぐるかき回しながらいまだに大空をみる

 「私はうずまきクシナ!将来の夢は女性で初めての火影になってやる!」

 この言葉であたりがざわつくが俺にそんな余裕なんてなかった。

 く・・・クク・・・・クシナだとっ!?

 ってか、あれ。クシナって途中で転校生みたいなかんじででなかったっけ?あれ?

 「じゃ、次!ミナト!」

 と先生の言葉で我に返った

 ・・・・・・・

 「波風ミナトっていいます。将来の夢は里の皆に認められる 立派な火影になりたい・・・・」

 ・・・・・・・

 そのあとも自己紹介が続いていたが耳に入らなかった。
 まあ、奈良とか・・・秋道とか・・・山中とか・・・めっちゃしってる3人の自己紹介も名前以外耳に入ってこなかった

 「次!!」

 「あ、はい。」

 とガタっといすの音をならして立ちあがる

 「小桜セトです。将来の夢はごくふつーの人生を歩むこと・・・じゃなくて、立派な忍びになることです。」

 やべ。本音が漏れちまった。

 先生は少し唖然としてたが、「じゃ、じゃあ次」とすぐに切り替えてくれた。ありがたい

 
 まあ、そのあと、先生に呼び出されてなんのための学校か。なんのためにはいったのかなど怒られるのは仕方がなかった・・・


 俺は忍道を曲げねぇ・・・
 ぜってー一般人になってやる!忍者とか死亡フラグがたつだけだっ!

 
 と思っていたが、結局このアカデミーを終わった後は下忍になるのは言うまでもない未来・・・





 「はぁ・・・」

 「どうしたの?セト」

 と隣で心配そうに顔をのぞかせてくるミコト・・・めっちゃ美人、てかかわいい。

 「あ、いやぁ・・・帰ったら洗濯とかめんどいなぁ・・・って。」

 「あ・・・ごめん。」

 「えっ!?いや、なんであやまるっ!?」

 そう、なぜミコトがあやまったのかというと、入学式の日・・・アカデミーが終わって家に帰るとだれもいなくてそのあと暗部の人がきて3代目に呼び出され、お父さんとお母さんは音の忍びにやられたらしい。護衛任務で、音の忍びに殺されたらしい・・・依頼人を命がけで守ったらしい・・・。

 なぜ?っと思った

 任務には5人の上忍がいたらしい・・・
 のこり3人いるんだから・・・

 てか、なんで3人は生きてるの?って思った

 みんな・・・死ねばよかったのに。
 と思ってしまった

 どうせ・・・お父さんとお母さんが死ぬなら・・・

 


 そして俺の一人暮らしがはじまった。

 まあ、ちゃんとやってないのは食事くらいかな。
 つまみって感じで、食パンしか食べてないからなぁー

 まともに食事つくってまともにとってたら読書の邪魔だし。

 「はぁ・・・・」

 「セト・・・よかったら今日、私の家でご飯たべる?」

 「えっ!?いや、いいよ!今日は疲れたから家かえって洗濯したらそっこー寝るからっ!」

 「食べなきゃだめでよ!ただえされこんな細いんだから!セトは」

 「いや、体重24はあるよ?」

 「かるっ!?いや、28はあったほうがいいよ!平均体重はあったほうがいいよ!」

 とめっちゃけわしい顔でミコトがみてくるのでう、うん。とコクリとうなずく

 

 まあ・・・こんな感じの日常だった

 +で他に女子生徒や少し男子生徒、
 クシナとは結構仲良くなった

 赤いハバネロ・・・

 男子はそう言ってるけど、どこがハバネロだよ。

 めっちゃかわいいじゃん。
 もうかわいすぎる。ぽっちゃりなのか?とたまに思うけど、かわいければ正義だからゆるされるだろ。普通

 「セトー!」

 と走ってくるクシナ

 まじ天使、かわいい、抱きしめたい衝動がっ・・・

 「ん?どったの?クシナ」

 「今日、一緒に団子食べにいかない!?」

 「団子っ!もちろん!レディの申し込みは断りたくないからね!」

 「うっしゃー!」

 喜び方がナルトに似てるわぁwww
 あ、ナルトが似てるのかww

 「ミコトも行こうってばね!」

 「あ、うん。放課後は暇だから大丈夫だよ」

 「じゃあ、今日の放課後待っててってばね!」

 「了解!よし、じゃあ午後は昼寝だっ!」

 「もう、セトってずっと昼寝してるじゃん。4日後の中間テスト大丈夫なの?」

 とミコトが心配そうに顔を覗き込んでくる

  ・・・・まじ天使
 鼻血でそう・・・・

 「大丈夫!なんなら一番とってみようか?」

 「まさか。セトって全然授業聞いてないし・・・独学できるものじゃないんだよ?先生の話聞いても理解難しいし・・・」

 「そうだってばね。あんなのこの世に理解できない言葉だよ」

 「いやいや。君たち俺のことあまくみるなよ。やってやるよ!俺は言ったことは必ず守るぜ!」

 「ほう〜。では守らなかったら一週間絶対昼寝しちゃだめだよ。授業ちゃんと聞かなきゃ」

 とミコトが腕を組みいう

 やさしいな。俺のこと考えて1週間にしてくれた。きっと寝不足とか思ってくれているんだろう・・・

 「じゃあ、私は一週間ラーメンおごり!」

 「よし!かまわんよ。クシナの夜ご飯を一週間おごってやるぜお」

 「なにそれ」

 と二人が笑う

 ああ・・・かわいい子に囲まれて幸せ者だ。俺は。
 

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