K(アニメ)二次本文
□くるりと一週また元通り
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何度会っても何度話しても何度手をのばしても、もうアイツはこちらを見つめることはない。
気づいて、認めてしまえばあとは崩れるだけだった。
いつの間にかぐるりと回ってきたような気がする。外見は前と同じで、でも中のものはてんでバラバラに壊れてしまった気がする。でもそんなことはどうでもいい。アイツはこんな自分にも気づいてくれない。アイツが気づいてくれないなら、それは意味がない。ないのと同じだから。
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