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□はじめまして
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手のかからない秋くんを置いてった張本人はというと
コンビニに寄って本屋に立ち寄っていた
「おおお、おいしそーう」
鈴「平介」
「はっ鈴木!」
鈴「なんだ、買い物袋ぶら下げて、立ち読み?重くない?」
「や、お菓子の買い出しにー今うちで子供預かっててさー」
鈴「子守り?お前がぁ?」
「途中でうっかりこの本見つけてさ、うまそうなんだけど作るの難しそうだわコレー」
鈴「帰んなくていいのか?」
「あーやべ、結構時間経ってるわ」
鈴「怒られるんじゃないの」
「や、今母さん家にいないから」
鈴「………子供いくつ?」
「んー小学校入る前くらい?」
鈴「小さい子放って来たのか?」
「大丈夫そうだったから」
鈴「お前、馬鹿じゃないの?世話頼まれたならちゃんとしろよ、さっさと帰れ!」
―という具合に鈴木氏により、蹴り出された平介は戻ることにした
――………
「ただいまー…あれ?いない…便所か?」
便所空き室
「れ?………えーとえーと名前…あ、あきくん、」
呼びながら探すこと5分
物音がする風呂場を開けると
「………いた…つーか、結まで何してんだよ」
『え?風呂掃除』
「そゆことじゃねーよ、てか何風呂掃除させてんだよ……あきくん、しなくていーよ?いや、したいなら別にいーけど俺が母さんに怒られ「平介」え?」
平介の後ろには平介の母親
ナイスーおばさん
「何で秋くんと結ちゃんがお風呂掃除してるわけ?アンタ、その格好…外に出掛けたね」
「うっ…いやぁ、その…ね、」
ざまぁ、平介
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