短編小説(ポケスペ)

□お花見
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指差した所を見ると、そこには辺り一面に桜の木が並んでいて、桜の花が咲いていた。
「すごーい!!」クリスは辺り一面を見回して驚いた。なぜなら無数に咲く桜の木を初めて見たからである。
「この木は周りにある木よりも2倍高いので、遠くまで見えるんです。」
「そう言えば、他の木は低いですね。」クリスは辺り一面見回すが、今登っている木より大きな木は無かった。
「この木は、古くからあり、この森を守っているんだとボクは思います。」イエローは大空の向こうを見ながら語った。
クリス「そうなんだ…あっ!」
イエロー「どうしたんですか!?」
「あそこにレッドさんがいます。」
イエロー「どどどこですか!?」
クリス「嘘です。」
と言って、にっこりと笑った。
イエロー「クリスさんのイジわる〜…あっ!」
クリス「どうしたんですか!?」
イエロー「ゴールドさんが可愛い女の子と一緒に歩いていますよ。」
クリス「どっ、どこですか!?」
イエロー「嘘です。」
クリス「イエローさんのイジわる〜。」
イエロー「お互い様です。」
クリス「やはりイエローさんは、レッドさんの事が好きなんですね。」
イエロー「クリスさんこそ、あんなにあせっていたと言うことは、ゴールドさんの事が好きなんですね。」
クリス「そそそんな事はありません!」
イエロー「焦って言うところが怪しいですね。」
と言って2人が言い合っていた時。
クリス「でも、上から見る桜も悪くないですね。」
イエロー「そうですね。」
と言った後…
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