短編小説(ポケスペ)

□悪夢はいや?
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レッド視点
オレはイエローの事が大好きで守りたいと思っている。オレはシンオウ地方を旅してきた。そして帰りに寄り道をした。そう、あの人との思い出の場所に。
「久々に来たな〜。」何も変わっていないこの森を歩きながら、あの時の事を思い出していた。
「イエロー元気にしているかな」いつもなら見かけるのになと思いながら探した。
「そうだ!!ピカ出ておいで!」オレの仲間のピカチュウのピカをボールから出した。
「ピッカ!」ピカは久々のふるさとだからはしゃいでいる。
「イエローは来ているかな?」オレは再びイエローを探していた時に、ピカが森の奥へと走り出した。
「ピカ、何処に行くんだ?」いくら聞いても止まらずに森の奥に行くので、オレもその後を追いかけた。そして川に出た。その時ピカを見失ったから辺りを探した。ようやくピカを見つけた時、側にはもう一匹のピカチュウがいた。そのピカチュウには見覚えがあった。
「チュチュ、久しぶり。」チュチュに挨拶していた時にピカがオレのズボンの裾を引っ張った。
「ピカはチュチュと遊びたいんだね。早く帰ってこいよ。」
「ピッカ」
「チュー」その後二匹は楽しそうに走っていった。
「そういえば、チュチュにイエローが何処にいるかを聞くのを忘れてたな…。」オレは後悔した。だがその後悔はすぐに終わった。
「あれ?あそこにいるのはイエローかな?」小高い丘にある、木にすがっているイエローにオレは気がついて近づいた。
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