闇の世界 〜キバ〜

□愛されてます 〜お勉強〜
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※管理人は、朝と夜関係なく書くのでみんな夜行性ではなくなっています。申し訳ありません・・・

逆巻家には、毎日の日課がある。それは・・・




勉強である。

毎日毎日、決まった時間に、全員がレイジに呼び出されるのだ。リルは苦に思わないのだが、ほかの兄弟が問題なのだ。

シュウ 「勉強なんてだるいだけだろ・・・俺はパス」

もはや、やる気なしのシュウ。

アヤト 「ったく・・・なんで俺様が勉強なんかしなくちゃならねぇんだよ!!!」

相変わらず偉そうなアヤト。

カナト 「皆さんうるさいです。耳障りです」

可愛い顔して毒づくカナト。

ライト 「保健体育なら・・・教えてあげる。ンフっ」

堂々と変態発言をするライト。

スバル 「てめぇら・・・うるせぇぞ!!少しは集中させろ!!」

意外にまともなスバル。

レイジ 「お前たち!うるさいですよ!

穀潰しはやる気をだしなさい!

アヤトは赤点スレスレなんですから少しは努力しなさい!

ライトは堂々と変態発言しないで下さい!リルに悪影響です!

カナトとスバルは・・・現状維持でお願いします」

レイジが毎度素晴らしいツッコミをするので皆、同じことを思うのだ。
"レイジは逆巻家のオカンだ"と。しかしそんなことを思っていない純粋なリルこの様子を可愛い笑みを向けているのだっだ。
すると、リルは口を開いた。

『今日はじゃんけんしないの?』

逆巻兄弟には、変な癖がついている。それは、膝の上にリルを乗せて勉強する事である。最初は、シュウがリルを勉強中に独占していたのだが、とうとう皆してキレてしまった。そして、この"じゃんけん制"に変わったのだ。

シュウ 「リルのためだからな。ここは勝つしかないだろ」

アヤト 「こんなときだけ正義のヒーロー気取りかよ!!」

スバル 「はっ!!二人とも中二病じゃねぇか!!」

ライト 「ねーねー早くしようよ」

カナト 「こんなバカども放っといて早くしましょう」

レイジ 「それではいきますよ!」

じゃんけん・・・
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