「私、全部全部、護りたい。大切な人の笑顔も、想いも、命も。…だから、私強くなりたい!」
「…怪我、はねぇ…か…?ア、クア…」
「…だけどもう、貴女の知ってる木龍リーフじゃない」
「ファイ君。明日もまた来るから。…アクアちゃんのためにも早く目を覚まして」
「そんなことじゃ水上アクアを殺せないぞ…?」
「…アクア様のことを、どうか守ってください」
「水の神になるっていうのはね…。時には、こうして…命を奪わなければならないこともあるの」
涙の果てに。想いの果てに。戦いの果てに。
待ち受けているのは光か?それとも闇か?
それでも進まなければならない。
何故ならそれが“運命”なのだから―――……
※この小説は流血表現、また後半になると残酷表現を含みます。苦手な方はbackしてください。
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