TOX2【長編】

□【※】全部あいつが悪い
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「ぁむ……………ふっ…………」


「そうだ……絶対に歯を立てるな……」



そう言うと視線だけこちらを向いて僅かに頷いた
………これはクるな


「手も使えよ……そうだ、舌も動かして」


「ひゃ、ひゃい………」



結局ルインに処理させることになった
当然のようにこいつはそんな経験もないようで困惑していたが、命令だと言えばしぶしぶとはいえ従った




そう、何だかんだで命令したら従うんだよな……


それがルインにとっての借金という枷ゆえなのか、刷り込まれた何かなのかは知り得ないことだが



まぁ従っているといっても、初めてなことには変わりないのでやはり拙いことには変わりなく
……本人は必死なのだろうが

このまま緩い快感に浸っているのも悪くはないが、それだと終わらないかもしれない
これ以上先のことをするわけにもいかないので、さっさと処理してしまうことにした


「歯、絶対あてるなよ…?」

「ふぇ…?!」



ルインの頭を固定し、そのまま最奥に腰を打ち受けた



「んんっ?!」

「はっ…………これは爽快だな」


咽を何度も突かれ生理的な涙を流すルインの顔はしばらく忘れられないだろう


「っ…………」


そろそろ限界か……


「出すぞ………!」


再度ルインの頭を固定し、口内に精を解き放った


「……んんんっ?!」


あまりの苦さに何度かむせ込んでいあたが、まだ口内を犯しているモノが詮の代わりになって、何とかほとんど飲み込ませることが出来た



「ふぅ……ま、最初はこんなもんか」



息を整えようとしているルインを無理矢理立たせ、顔に付いた残渣を舐めとった


「っ……ちょ、汚いっすよ」

「そりゃ、な」

「……………あの、俺、次からはちゃんと上手く出来るように頑張りますから」



次……?
こいつ、今みたいなことをまたされると思ってるのか……?



「…………すいません、でした」

「お前謝るとこ違うだろ……」



むしろこの場合謝るべきは本能に負けた俺の方であるはずなんだが
どうやらルインの中ではそうではないらしい



「……とりあえず、今日のことは絶対誰にも言うなよ」 

「はーい……」


僅かにいつもの調子が戻ってきているようだったので、そのまま寝かせることにした
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