幻影旅団の日常生活
□〜可愛いヤツ〜
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…そして、仕事中
宝石を盗めたのだが途中マフィアに見つかり逃げている
フィンクスいわく計算外。らしい
「だからワタシの作戦のほうがいいと言たね!」
「しょうがねぇだろ!計算外なんだよ!!」
逃げる2人の後ろには何百人ものマフィア
「…アジトまで逃げるわけにはいかないね」
マフィアに場所を知られては困る
当然のことだ
「おい、殺るぞ」
「…」
2人は背中合わせに構えた
…10分後
「ふぅ。無駄に数が多いね」
「本当だ。少しくらい骨のあるヤツいねぇのかよ」
2人は再び歩きはじめるが、フィンクスはフェイタンが足をひきずっていることに気づく
「フェイ、足大丈夫か?」
「大丈夫…ね」
フィンクスはフェイタンの前にしゃがんだ
「ほら」
「…」
フェイタンは何も言わなかったが、おとなしくフィンクスにおんぶされて帰った
「(可愛いヤツ…)」
フィンクスは心の奥底でそう思った