きらわれのゆめ

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 [2話]

幸村side



痛い…



いたいよ…




俺は何もしてない。
する分けがないのに…
だけど君達は…










俺を信じない





丸「幸村クン、またアイカを殴ったんだろぃ!?」


比「アイカさんは泣いて助けを求めて来たのですよ!?」



あぁ、うるさい、うるさい!!
泣きたいのはこっちのほうだ!




ドカッ



幸「いっ、痛い!」

柳「アイカはもっと痛かっただろう。」

幸「俺は、何もやってない。」

真「貴様まだ自分のした罪を認めてないのか!!」



あぁ、真田が腕を振り上げた。
また殴られるんだなぁ…
真田の拳は皆より痛いんだよ……



俺は殴られることには慣れてしまったけど反射的に目を閉じてしまう。














あれ?

殴ってこない?



不思議に思った俺は恐る恐る目を開けた。






へっ!?





ちょっと待って、これどういう状況!?
俺の前に知らない男の子?があの真田の拳を止めてる!?







『ねぇ…何してる、のかな(ニコッ』






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