きらわれのゆめ

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[1話]



こんにちは!
僕は仁王マサキ、希望ヶ峰学園の生徒だよ。


希望ヶ峰学園とは全国の超一流の才能を持つ高校生を集め将来を担う“希望”に育てるための私立高校なんだ。


この学園にスカウトされた高校生はその才能を称して“超高校級”と讃えられる。


そして僕もその1人、凄いでしょ?



日「マサキ!おはよう。マサキも今から食堂に行くのか?」

彼は日向創、才能はわからないんだぁ。でも創おにぃは推理が凄く得意なんだよ!


『創おにぃおはよう。ねぇ、一緒に食堂まで行こう?』






〜食堂〜


『皆おはよう。』


狛「あぁ、マサキクンおはよう(ニコッ」

『凪おにぃ!!おはよう(ニコッ』


はぁ、凪おにぃは今日も綺麗だなぁ。
ちょっとだけ嫉妬しちゃう〜

なんてね♪




西「ちょっとこのロリコンキモ男!!私のマサキに近寄るなっていつも言ってるでしょ!!」

狛「!!あぁ、西園寺さんごめんね。でもマサキクンは君のじゃないよ?」


西「はぁ!?私のに決まってるじゃん!」



はぁ、また始まっちゃった。
二人っていつも僕のことで喧嘩するんだよね…。

しょうがないなぁ…



『ヒック、二人共やめ…グスッ…』
「「!?」」


狛「ご、ごめんねマサキクン。もう西園寺さんと仲直りしたから泣き止んで!」


西「そ、そうだよ!もうこいつと仲直りしたから。」



フフッ騙されてる、騙されてる。
もぅ…僕の才能を忘れちゃったのかな(笑)



『あはっ☆』


西「あぁ!もしかしてまたペテン!?」


『ふふぅ、大 正 解☆どう?騙された?』


狛「はぁ……さすが“超高校級のペテン師”だね。』



あ、今凪おにぃに僕の才能言われちゃった。
まぁいいか、


そう僕の才能は“超高校級のペテン師”

どんな人にもどんな声にもなれる…



それが僕、なんだよ☆




西「もうマサキったら!」


『ごめん、ごめん。でも二人が喧嘩するから悪いんだよ〜。』








今日もいつもどうりの楽しい1日だと思ってたんだ。



でも、この楽しさは…




すぐに壊れるんだ…




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