krk
□同棲キセキ
5ページ/6ページ
黒子テツヤ
「……さん…起きてください」
『んん、ふぁ、あぁ』
「もう朝です。ちゃんと起きてください」
『えーまだ7時だし今日は祝日だよー』
「僕が作った朝ごはんを用意してあります」
『……起きる』
テツヤの作る料理はものすごくおいしい。
私だって料理はするけどテツヤには程遠いくらい
それくらいおいしいの!
『やっぱテツヤ料理うまいね〜!お店だせばいいのに!』
「大げさなこと言わないでください。ちょっと言い過ぎです」
真顔で言われたからなにも言えなくなった私
テツヤの顔をいじけたように見て無言になる
「お店、だしましょうか」
なんて言い出すからびっくり
『テツヤなんかごめん』
「そうですか?」なんて微笑みながらいうからなんか申し訳ない
テツヤにはかなわない
褒めると照れ隠しに腹黒くなる黒子