□焼きもち妬いちゃう龍司
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翌日は休みだからという事で龍司さんと家でゆっくり夕食をとり、大きなソファに腰掛けてボーッとテレビを眺めていると、入浴を済ませた龍司さんが出てきた。
いつも綺麗に撫で付けている金髪が降りていて、リラックスした姿を見せてくれている事が少し嬉しくて口元が緩む。

「なんかおもろい番組やっとるんか」

隣に腰を下ろした龍司さんが、脚の間に座れと言うように膝を叩く。素直に従うと、後ろから逞しい腕が伸びてきて抱きしめられた。

「う〜ん、面白いわけじゃないけど、この俳優さんがイケメンだから見てた」
「ほぉ…」

私の頭に顎を乗せ興味無さそうに返事をした龍司さん。
イケメン俳優の爽やかな笑顔を鼻で笑った。

「こないな男の何がええねん、なあ?」
「顔」
「ハンッ、くだらん」

不機嫌そうな声を出したかと思うと、お腹に回していた手が内臓の位置を探るように撫で始めた。

「ちょ、っと…くすぐったい」
「気にせんとイケメン堪能しぃや」

肉厚な唇で耳を食べられてテレビになんか集中できるわけがない。
ジュルッと響く卑猥な音に身をよじると、お腹を撫でていた手がズボンの中に侵入してきた。
期待するような吐息が思わず漏れて口を噤む。

「どないしたんや、ちゃんとテレビ見なアカンやろ」
「い、じわる……!」

顔は見えないけど、確実にニヤついているのが想像出来てムカつく。
足の間に滑り込ませた指が、期待に溢れ始めた愛液を塗り込むようにクリトリスを強く撫でて腰が跳ねる。

「そないにクリちゃんがええんか?」
「ぅ、んんっ…!気持ち、いっ!」
「フフ、ええ子や」

低い声に鼓膜をくすぐられて身体が悦んでしまう。
クリを捏ね回す手はそのままに、反対の手が下を向いた顎を掴みあげ、龍司さんと目が合う。
ドロドロに溶けているであろう自分の醜態を見られまいと目を逸らすと、噛み付くように唇を塞がれた。

「んぅ…、ふ、ぅう…」
「ちゅ…、は…ッ、えろい顔しとるで、もっと舌出しぃ…ぢゅぅ…」

素直に舌を出すと甘く噛みつかれ吸われて下腹がきゅんきゅんと疼く。
キスをしたまま器用にズボンと下着を脱がされ、内腿をなぞる手に促されるまま脚を開くと、とろけた中心に中指を擦り付けられ、甘えるようにちゅっちゅと入口が収縮する。
応えるように侵入してきた指に歓喜でナカが震えた。

「んん!…あ、っ、ぅう…」
「は、堪らんのぉ……お前はワシだけ見とったらええ…」

鼻が着きそうなほど至近距離で、熱い瞳に甘い独占欲をぶつけられて、嬉しさと恥ずかしさできゅうと下腹を締め付けてしまうと、龍司さんが生唾を飲み込む音が聞こえた。

「ほんま、誘うのが上手くなったのお」

中指をお腹側に曲げ、壁に擦り付けられると身体中に電気が走ってビクビクと震える。

「あっ!あぁっ!だめ!それ…っ!やだ…!やっ、あ、ひ…っ!」

嫌だと首を振っても止まない快感に絶頂を迎えて、自由の効かない身体を龍司さんに預ける。
お尻に当たる熱い塊に、ビクリと震える。

「フフ、ななの中に入りとうてかたぁくなってしもぅたわ。責任、取ってくれるやろ?」

ズボン越しなのにはっきり分かる熱さと硬さを感じながら頷く。
龍司さんが脱ぎやすいよう身体をずらす。
ズボンとパンツを勢いよく取り去ったせいで跳ねる陰茎にこれから貫かれるのだと思うと、きゅんと子宮が疼いた。

「見すぎやスケベ」

にやにやと笑いながら、見せつけるように先端から根元までをゆっくりと一度シゴくと、先端から溢れたぬるぬるの先走りが太い幹全体に広がり、テラテラといやらしく光る。
誘われるように腰をゆっくりおろしていくと、龍司さんは片手で陰茎を支えて、もう一方の手で私の腰を導く。

「は、ぁ、…はぁ…」
「あ〜…ぬるぬるで気持ちええ…ッ」

待ってましたと言わんばかりに陰茎を迎合してきゅうきゅう締まる膣内をこじ開けるように、龍司さんの腰が揺れる。

「あっ、あぁっ!あんっ!りゅ、じさんっ!すきぃ!」
「は…っ!当たり前やろ…っ!!」

解すようにこね回された子宮口が、龍司さんの精液が欲しくてちゅうちゅうと亀頭に媚びる。
それに応えるように、よりいっそう子宮口をいじめられる。

「あっあっ…やだ…っ!またイっちゃ、う!うぅ…っ!!」
「ええで、ワシももう……ッ!たぁっぷり奥に注いだるからなッ!」
「えっ、あっ!あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」

腰をガッチリと固定されて、無遠慮に子宮口をガツガツとノックされる。絶頂に備えていた身体にそれ以上の快感を叩きつけられてしまって、脳みそまで揺さぶられる。

「ま゛っ、てっ!だめっ!だめぇえ!!」
「あかん、待たへん…ッ!」
「も…ッ!イった、からぁ!!」
「あ?知らん、わ…ッ!ワシはまだや…ッ!」
「無理ぃ!こんな、のぉ…っ!!むり゛いぃ゛!!」

逃げようともがくと、陰茎は抜けたけれど、バランスを崩して上半身が倒れ、四つん這いの体勢になる。
そのまま体を前に進めようとするけれど、容易く捕まりまた奥深くまで挿入されてしまう。

「ゃ、んんんっ!!!」
「どこ行くねん、ちゃあんと最後まで付き合うてくれな困るで」
「ぃ、あ……っ!」

突然、笑い声が響いてテレビが付けっぱなしだった事を思い出し視線を向けると、さっきのイケメン俳優がアップで映っていた。
獣のようなセックスを見られているような気がして、一気に羞恥心が沸いてお腹に力が入る。

「ぐ…ッ!なん、やねん急に…ッ!」
「 ご、めんなさ…ッんあぁ!!」
「ほぉ…?ええ度胸や、な…ッ!」

私の視線を追った龍司さんが舌打ちをして、最奥を突いているはずなのに、さらに奥へと押し込もうとのしかかってくる。

「い゛ッ…!だめ、ぇ…!入んなッ…いってぇ…!」

無理やり入り込もうと、グリグリ先走りを塗り込むように奥を嬲られて目の奥に星が飛ぶ。

「か…ッ!はぁ…ッ!」
「は、ぁ…、こんな動きでまたイっとんのか?ハッ、どうしようもない変態やな…ッ!」

ずる〜っと形を覚えさせるようにカリ首が膣壁を抉って出ていこうとする。
抜ける寸前で勢いよく奥を叩かれ思わず背が仰け反ると、龍司さんの片手がお腹を伝い、丁度子宮の辺りを愛おしそうに撫でられた。

「ひ…、んぅ…ッ」
「なな…絶対に、離さへん…ッ!お前はワシのモンや…ッ誰にも渡さへん…ッ」
「わ、かったから…!も、離して…ッ!イきたくないぃ…!」

うわ言のように耳元で繰り返し名前を呼びながらガツガツと奥を激しく突かれて、今度は逃がさないとばかりにキツく抱き締められている。
そのせいで外から圧迫され、より龍司さんの剛直が壁に擦り付けられて気が狂いそうなほどの強い快感が体を走り続ける。

「あっ、あっあっ、も、だめ…ッ!イく!イっちゃうぅッ!!」
「ハァ…ッ!出す、出す…ッ!!今度こそ奥にッ…ハ、ハッ、ぐ…ッ!」
「あぁあ〜ッ!!熱いぃ…や、やだ…嘘…ッ!」

どぷどぷと熱い精液を吐きながら、萎えない陰茎がゾリゾリとイって敏感になった壁を擦り続けて、何度も甘イキを繰り返してしまう。

「も、やだ…ちんちん抜いて…!もうイけないからぁ…」
「あ…?何言うとんのや…こないにまんこヒクつかせて。説得力無いで…ッ、こっち向きぃ…」

体に力が入らず項垂れたままでいると、痺れを切らした龍司さんが舌打ちをして無理やり後ろを向かされる。

「あ…、んぅッ!」
「ちゅ…、ん、ぁ…ッ、ぢゅっ…」

口内も膣内も龍司さんに支配されて犯されて、辛いはずなのに幸福感に満たされる。

「はぁ…ッ、そろそろまた動くで…」
「ぁんッ!だ、だめ…ッひッ…!」
「ジブンが誰のモンかっちゅー事をしっかり教え込んだるからな…」

ゆるゆると突きながら耳を食まれる。
嫉妬に燃えてしまった龍司さんを落ち着かせるには、好きなだけ抱かせるしか無いのだと諦めて、思考を放棄して龍司さんに身も心も投げ渡した。

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