MONDOスタジオ群像劇(コメディ)

□【特別地獄・受刑者名簿】(キャラ紹介)
1ページ/12ページ











【MONDOメディア(協会直属特別地獄)】





マスター・オブ・ネザーワールズ・
ドアー・オーガナイゼーション、
別名『地獄の門番協会』の会長が直々に
管理・経営している特殊な煉獄。

己の不注意により命を落とした
軽率な若者や、近代にて急増しつつある
いわゆる“病んだ”死に方をした者が
集められて暮らす街のような世界である。



ここで死者たちは己や他の受刑者が体験した
様々な死の経験を繰り返し再現させられ、
『生者たちに身の回りの危険を理解させ
不慮の事故を削減する』という名目で
撮影したビデオを下界に公開する。

彼らの罪は自分たちのビデオを観て
事故を回避した人間が増えるごとに
わずかずつだが償われていく。
しかし罪深い魂が完全に救われるには
気の遠くなるような時間がかかる。





受刑者(アクター)たちは撮影のない間は
天国にも似た真っ白い地面の明るい世界で
平和に暮らしているが、いざ舞台に上がると
記憶を改竄されて台本の人物になりきる。

そして大抵は無惨な死を迎えるのだが、
クランクアップすると傷は元通りになり
記憶も控え室にいた頃のものに戻る。



アクター達に指示を出す謎の男は
自らを『MONDO』と呼ばせているが、
素性は『地獄の門番協会会長』という
役職以外はまったく分からない。

罪人に公平な罰を与える神のようでもあり、
しかし時には自分の好みに応じて
台本を書き足すなど悪魔のような一面も。










+++
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ