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□What's up?
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「はぁー…‥ι」
『どうしたんだよ、中津。』
朝から豪快なため息をはいた中津に、おれは声をかけた。
「……‥‥何でもねぇよ」
そう言う中津の目には
涙がたまっていく。
『おいっ!!どうしたんだよ!!汗
泣くほどのコトがあったんだろ!?』
「……‥何でもねぇって…‥」
『何でもねぇって顔してねぇだろ!!』
「…‥たいしたコトじゃねぇし…‥」
『……‥おれじゃ頼りになんねぇか??』
「そうじゃねぇけど…‥」
困った顔をしている中津は
しばらく悩んだ後、
真っ直ぐな目でおれを見つめながら口を開いた。
「…‥絶対、笑わない!?」
『(??)笑わねぇよ。』
「本当に!?」
『本当に。』
「ホントのホント!?」
『ホントのホント。』
「嘘ついたら針…‥」
『笑わねぇから
早くしゃべろ!!』