11/12の日記
23：01
悪の教典くん
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マ「高田さん、これ拾ったンスけどー」
高「USBメモリーじゃん。誰のだろ？」
マ「中身見たら分かるんじゃないッスか」
高「そうだね…開けて見るか」
(カチカチカチ…)
マ「…………」
高「…………」
マ「こ、これは……」
高「間違いなく柄崎さんのだね……」
マ「うわぁ〜"丑嶋社長"ってフォルダー50個もありますよ〜」
高「しかも、フォルダーの中にフォルダーが……」
マ「あ、カウカウファイナンスってありますよ(カチッ)」
高「"takada"、"masaru"、"kanou"、"sayuri"……本当だ。皆のもあるんだ…」
マ「高田さんのには何が入ってるんすかね〜っ」
高「あっ、コラ！見ちゃ駄……」
マ+高「「………ッ？！！！」」
マ「うわあ…高田さんの経歴から住所、元カノ、趣味までビッシリっスよ…」
高「なんか、……怖いんだけど…っ」
マ「あ、備考ってなんだろ？(カチッ)」
高「ちょっ！！…マサル！勝手に見るなっ…………うわあああああーーーっ！！！！！」
"最近、社長とペアを組むことが多い。ムカつくから迅速な処分が必要と思われる。"
マ「じ、迅速な処分…？(ゴクリ)」
高「しょ、処分ってまさか……」
"ドンドンドンッ！"(ドアを叩く音)
マ+高「「……っっ！！！！！」」
柄「なあ〜二人ともそこにいるんだろ？早く出てこいよ〜！」
マ+高(ガタガタガタガタ…)
柄「おーい、高田〜、マサル〜」
高(ひいいいぃぃぃーーっっ！！！)
―俺たちは知りすぎてしまったのだ。柄崎さんの事を…………―
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